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商品説明
中世関東平野固有の自然条件としての大河川と林野に注目して、それをめぐって展開する政治と社会の特質について叙述。上野国を利根川流域という視点から捉えるなど、中世地域史研究の新境地を開拓する書。【「TRC MARC」の商品解説】
関東平野で領域支配を主導する地域領主や地域国家と呼ばれる権力は、大河川という自然条件をいかに政治的・軍事的・経済的に機能させながら、地域を統治していくのか。村落を主導する人びとは、広大な台地や山麓という自然条件をいかに生活・生業に関連させながら、地域社会を作っていくのか。さらに領主権力と地域社会の双方は、こうした自然条件を軸にどのような秩序を形成していったのか。本書は中世関東平野固有の自然条件としての大河川と林野に注目して、それをめぐって展開する政治と社会の特質について叙述したものである。【商品解説】
目次
- 序章 本書の課題
- 第一部 国境河川地域の政治と文化
- 第一章 新田荘の国境河川地域
- 第二章 新田領の形成と渡良瀬川
- 第三章 戦国期渡良瀬川の洪水と水運
- 第四章 中世仏教の地域的展開と利根川
- 補論 中近世における渡河点寺院の一事例
- 第二部 関東の地域構造と利根川
- 第一章 中世上野の地域構造と利根川
- 第二章 戦国大名の国境政策と利根川
著者紹介
簗瀬 大輔
- 略歴
- 簗瀬 大輔(やなせ・だいすけ)1965年 群馬県生まれ1988年 國學院大學文学部卒業2014年 國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了 博士(歴史学)現 在 群馬県立歴史博物館 主幹(学芸員)〔主な著書論文〕『上野の戦国地侍』(みやま文庫、2013年)、『北関東の戦国時代』(共編著、高志書院、2013年)、『戦国史-上州の一五○年戦争-』(共編著、上毛新聞社、2012年)、『館林市史・資料偏2』、『同・特別編4』、『同・通史編(原始・古代・中世)』(以上共著、2007~15年)、「山田郡寮米保内嶋村の開発と領有」(『群馬県立歴史博物館紀要』18号、1998年)ほか。
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