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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2015/10/30
- 出版社: 麗澤大学出版会
- サイズ:22cm/134,556p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-89205-630-7
- 国内送料無料
紙の本
龍龕手鏡〈鑑〉研究
著者 藤本 幸夫 (編著)
「高麗版「龍龕手鏡」及朝鮮版「龍龕手鏡」攷」など全3編の論考を収録。遼代に幽州の僧・行均によって編纂された異体字字書「龍龕手鏡」4巻の影印も収録する。【「TRC MARC...
龍龕手鏡〈鑑〉研究
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商品説明
「高麗版「龍龕手鏡」及朝鮮版「龍龕手鏡」攷」など全3編の論考を収録。遼代に幽州の僧・行均によって編纂された異体字字書「龍龕手鏡」4巻の影印も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
遼釈行均撰『龍龕手鏡』は997年に成った音義書であるが、異体字を多く含むため、専ら異体字字書として珍重されてきた。本書は10世紀の写本仏典に現れる異体字を網羅的に収めており、中国・朝鮮・日本の古典研究者にとっては、必須の工具書である。
原本である遼版は夙に失われ、本書の古版としては高麗版『龍龕手鏡』、南宋版『龍龕手鑑』が伝存するが、高麗版が遼版を最も忠実に伝えるとされる。宋代以降木版本が盛行するにつれて本書の需要も減少し、南宋版に基づいた清版が幾種かあるにすぎない。しかし20世紀初頭に敦煌写本群が発見されるに及び、本書に対する評価が劇的に高まり、又需要も俄然生じることとなった。
本書は論文3篇と影印部から成る。影印部は1929年京城帝国大学影印の高麗版『龍龕手鏡』巻一・三・四を底本とし、欠巻の巻二は南宋版で補った。この影印本はその後更に影印を重ねているが、鮮明でないものが多く、今回特にその点に留意した。論文3篇は本書に対する解説を加えるとともに、近年の研究成果をも紹介した。
【商品解説】
目次
- 前書き
- 『龍龕手鑑』(朝鮮版二種及日本古活字版)書影
- 凡 例
- 龍龕手鏡(鑑)』攷(藤本幸夫)
- 高麗版『龍龕手鏡』及朝鮮版『龍龕手鑑』攷(藤本幸夫)
- 高麗本『龍龕手鏡』について(鄭 光)
- 遼釈・行均撰『龍龕手鏡』影印
- 後書き
収録作品一覧
『龍龕手鏡(鑑)』攷 | 藤本幸夫 著 | 1−57 |
---|---|---|
高麗版『龍龕手鏡』及朝鮮版『龍龕手鑑』攷 | 藤本幸夫 著 | 59−97 |
高麗本『龍龕手鏡』について | 鄭光 著 | 98−134 |
著者紹介
藤本 幸夫
- 略歴
- 藤本 幸夫
京都大学文学部言語学科卒業、同大学院修士課程修了、韓国ハングル学会・ソウル大学校文理科大学研究員、京都大学文学研究科博士課程単位取得退学、同大学文学部中国語中国文学科・言語学科研修員。
大阪大学文学部助手、富山大学人文学部助教授・教授、現在富山大学名誉教授・麗澤大学客員教授・京都大学人文科学研究所特任教授・東国大学招聘教授。
専門分野:朝鮮語学・朝鮮文献学。
編著書等:『韓国語の歴史』(翻訳 1975 大修館)・『韓国絵画史』(共訳 1987 吉川弘文館)・『日本現存朝鮮本研究』(2006 京都大学学術出版会)・『日韓漢文訓読論集』(編 2014 勉誠出版)。
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