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紙の本
私がいないクリスマス (講談社文庫)
著者 加藤 元 (著)
突如として宣告された進行癌。三十歳で独身、中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。終始ツキのなかったこれまでの人生。朦朧とした意識の中、毎年クリスマスには家を空けていた...
私がいないクリスマス (講談社文庫)
私がいないクリスマス
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商品説明
突如として宣告された進行癌。三十歳で独身、中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。終始ツキのなかったこれまでの人生。朦朧とした意識の中、毎年クリスマスには家を空けていた父親のことを思い出す。嘘ばかりついていた父はあのとき何をしていたのだろう。現代版「クリスマス・キャロル」がここに。【「BOOK」データベースの商品解説】
30歳独身の中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。朦朧とした意識の中、毎年クリスマスには家を空けていた父のことを思い出す。噓ばかりついていた父はあのとき何をしていたのか。現代版「クリスマス・キャロル」。【「TRC MARC」の商品解説】
家族だから、嘘をつく。
突如として宣告された進行癌。三十歳で独身、中島育子はクリスマス・イヴに手術室にいた。終始ツキのなかったこれまでの人生。朦朧とした意識の中、毎年クリスマスには家を空けていた父親のことを思い出す。嘘ばかりついていた父はあのとき何をしていたのだろう。現代版「クリスマス・キャロル」がここに。
泣ける、笑える、面白い!すべてを堪能できる作家、それが加藤元。
こんなに面白い小説、読まないなんてもったいない!【商品解説】
中島育子、独身30歳。イブに進行癌の手術。ぼろぼろの人生に、ある邂逅が訪れる。どうせつくならその嘘で啼かない猫を啼かせよう。【本の内容】
目次
- 序 章
- 第一章 十二月二十三日
- 第二章 十二月二十四日
- 第三章 十二月二十五日
- 第四章 十二月二十六日
- 第五章 十二月二十七日
- 第六章 十二月二十八日
- 第七章 十二月二十九日
- 終 章 十二月三十一日
- あとがき──病床でみる夢──
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とにかく読み進め
2016/02/25 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめは、何だか病人の愚痴が続く感じですが、とにかく読み進みましょう。最後にホッとします。
ウジウジ考え込みがちの育子さん。入院して手術する羽目になってしまうのですが、その日々がファンタジックなんですね。
白猫さんの可愛いナイト振りもナカナカ良いですね。油の乗ったマグロを食べてしまうあたりはご愛嬌。
読後感は、可愛いファンタジーを読んだなあーって感じでした。