「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/01/27
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/208,15p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-08485-4
紙の本
デイヴィッド・ヒューム 哲学から歴史へ
デイヴィッド・ヒュームの忘れられた大著「イングランド史」に分け入り、西洋のもっとも偉大な哲学者のひとりが、イギリスでもっとも偉大な歴史家のひとりへと転身を遂げる過程を、順...
デイヴィッド・ヒューム 哲学から歴史へ
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
デイヴィッド・ヒュームの忘れられた大著「イングランド史」に分け入り、西洋のもっとも偉大な哲学者のひとりが、イギリスでもっとも偉大な歴史家のひとりへと転身を遂げる過程を、順を追って辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
歴史に向かった哲学者の軌跡
デイヴィッド・ヒュームの名を知らない者はいないだろう。ジャン=ジャック・ルソーやアダム・スミスとの華やかな交流(スミスはヒュームの存在なしには存在しなかった!)に象徴されるように、彼は18世紀啓蒙主義哲学の輝ける主役と言っていい存在である。
ただ、意外なことにその実像はこれまでほとんど知られてこなかった。本書は『アダム・スミスとその時代』を著して初めて等身大のスミスを分かりやすく提示した著者が、ヒュームの全体像に迫る好著である。
その際、著者が重視するのは「印刷機から死産」した『人間本性論』ではなく、日本では(そして本国でも)ほとんど誰も取り上げてこなかった『イングランド史』である。
こうした重心の移動によって浮かび上がってくるのは、〈哲学〉から〈歴史〉へと向かった巨人の姿であり、またそうした営為を生んだ彼の時代である。
ヒュームに対する評価は、かつてないほど高まっているが、スコットランド啓蒙研究の第一人者による本書は、まさにその中心に位置すると言っていい。今後数十年の座標軸となる決定版。【商品解説】
誰も論じることが出来なかった『イングランド史』に分け入り、哲学から歴史へ向かった巨人の足跡を初めて明らかにした決定版評伝。【本の内容】
目次
- まえがき
- 年表
- プロローグ
- 第一章 生涯と著述
- 第二章 政治、洗練、文人たち
- 第三章 懐疑論、科学、人間の自然史
- 第四章 イングランドの歴史に向けた哲学者の思惑
- 第五章 『イングランド史』・その一――ステュアート王家と〈比類なき国制〉の起源
- 第六章 『イングランド史』・その二――テューダー王家と初期イングランド史
著者紹介
ニコラス・フィリップソン
- 略歴
- 〈ニコラス・フィリップソン〉ケンブリッジ大学でPh.D.取得。エディンバラ大名誉フェロー。1970年代以降、スコットランド啓蒙研究を一貫してリードしてきた。著書に「アダム・スミスとその時代」などがある。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む