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商品説明
自己否定する文学空間−。三島由紀夫の文体の核心に「読む」ことの否定性を見出し、昭和期日本の文学的言説に対する反作用として、その創作と行動を捉え直す、新たな読解の試み。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序章 読む存在
- 第1部 読むことの快楽
- 第1章 物語の読者
- 第2章 幼年期の終り
- 第2部 フィクションとしての記憶
- 第3章 書くことの倒錯
- 第4章 他者の一人称
- 第3部 文学批判の方法
- 第5章 可視性の領界
- 第6章 小説家の明晰
著者紹介
梶尾 文武
- 略歴
- 〈梶尾文武〉1978年兵庫県生まれ。岡山県出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。神戸大学大学院人文学研究科准教授。日本近現代文学専攻。
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