ＳＦ大クロニクル

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映画と原作の大辞典

　大きく重いから寝床では読めない。しっかりとした姿勢で読み切る覚悟が必要だ。でも、これだけたくさんの作品集めてるから読み応えは十分。自分で買って保管しておきたいけど、この手の書籍はすぐに陳腐化するから、読みたくなったらまた図書館戦争で借りることにしよう。

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古今東西のSF作品大辞典。
SF好きではあるけれど、海外作品はほとんど読んでいない自分としては、知らないものや名前だけ知ってるが多すぎて。
自分の読書量の狭さを思い知るけど、同時に未知の世界の広がりにわくわくが押し寄せてくる。

気軽に読めるようなサイズではないので、覚悟が必要。

何気に嬉しかったのはSFのジャンル定義が紹介されているところ。ここまで多くのジャンルがあるのかと思うくらい。もちろん、一つの作品に複数のジャンルが含まれているからこそなのだけど、ジャンルの説明しようとすると難しいことが多いので。これは助かります。
ま、ジャンルがどうこうってのは、読んでみて面白いかどうかに比べたら、どうでもいいことなんですが。

しかも、新たなジャンルもこれから出てくるだろうしね。

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"これは圧巻。これでも収まり切れていないのかもしれない。古今東西のＳＦモノをすべて集めた野心作。
私は、飽きることなく、気になるページからページへ飛びながら次に読む小説や鑑賞する映画を模索する。我が家のトイレ本大賞を授ける。
尻切れトンボの解説もあったが、ご愛敬。作品の紹介、解説と時系列に各作品を紹介している。小説、映画、コミック、テレビシリーズなどなど・・・
写真も豊富で眺めているだけでも楽しめる。"

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小説だけでなく映画、テレビ映画、アニメ、ゲーム（『バイオハザード』など）もSFの範疇として扱い、項目にメルクマール作品・作家・映画シリーズのみならず、スピルバーグ・ルーカスなど有名監督も盛り込む「読み放題」の一書。「SFはプロットを読むほうが面白い」とはヴォネガットJrの達見だが、『ドクター・フー』『ジャッジ・ドレッド』など、どう見ても無理っぽい設定がなぜ好評だったのか？／多人種協和がテーマの『スター・トレック』が繁盛を続け、『宇宙家族ロビンソン』が３シーズンで終わったのには、核家族社会の衰退が見て取れる