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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/03/03
  • 出版社: 成甲書房
  • サイズ:20cm/297p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88086-337-5

紙の本

田中角栄こそが対中売国者である 〈佐藤慎一郎・総理秘密報告書〉を読み解く だから今も日本は侮られる

著者 鬼塚英昭 (著)

なぜ角栄は、田中軍団の維持費、年間3億円超の弁護費用を捻出できたのか? 清貧・反骨の中国学者・佐藤慎一郎が32年3カ月書き続けた「総理大臣秘密報告書」を徹底分析。角栄の中...

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田中角栄こそが対中売国者である 〈佐藤慎一郎・総理秘密報告書〉を読み解く だから今も日本は侮られる

税込 1,980 18pt

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商品説明

なぜ角栄は、田中軍団の維持費、年間3億円超の弁護費用を捻出できたのか? 清貧・反骨の中国学者・佐藤慎一郎が32年3カ月書き続けた「総理大臣秘密報告書」を徹底分析。角栄の中国利権の全貌を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

鬼塚英昭・最後の著作。「人生の最後に、素晴らしい男と出会えた」―鬼塚英昭氏・病床での言葉。
「素晴らしい男」とは清貧・反骨の中国学者・佐藤慎一郎であり、氏が32年3ヶ月書き続けた〈総理秘密報告書〉を奇縁で入手、徹底分析し、角栄の中国利権の全貌を明らかにする。

3000億対中援助の見返りリベート300億円!
「なぜ角栄は、田中軍団の維持費、年間三億円の弁護費用を捻出できたのか」・・・あの立花隆の積年の疑問が白日の下に!

空港も地下鉄も高速道路も、学校も病院も、みな日本の援助で造ったのに、なぜ中国は感謝しないのか?―それは、日本の黒い秘密を中国共産党は知り尽くしているから。
著者が最後の力を振り絞って対峙した巨魁、それは田中角栄であった。

※鬼塚英昭氏は遺作となった『田中角栄こそが対中売国者である』の原稿を2015年12月10日に脱稿後の12月21日、体調の不調を自覚して緊急入院。検査の結果、胃を原発部位とする進行がんが発見されました。明けて2016年1月25日、薬石効なく、大分県別府市内の病院にて永眠なさいました。享年78。生前の筆業を偲び、謹んでご冥福をお祈りいたします。【商品解説】

目次

  • [第1章]角栄に戦いを挑んだ中国学者
  • ・佐藤慎一郎が見通した中国の秘密の壁
  • ・日中貿易の影の支配者たち
  • ・中国スパイに籠絡された総理指南番・安岡正篤
  • ・「角栄を中国につれて行ったのは朝日新聞です」
  • ・児玉誉士夫は米中ダブルスパイである
  • [第2章]田中角栄、周恩来にまんまと騙される
  • ・飛んで火に入る角栄訪中
  • ・ニクソンを招請した共産中国の肚の内

著者紹介

鬼塚英昭

略歴
鬼塚 英昭 1938年大分県別府市生まれ。別府鶴見丘高校卒業後、上京。中央大学法学部で学びながら数多くの職に就く。学費未納で中退後、故郷・別府にて家業の竹細工職人となる。傍ら、国内外の膨大な史資料を渉猟・読破、関係者にも精力的に取材を重ね、郷土史家として私家版の歴史書を上梓。その後、タブーを恐れぬ問題作を次々に公刊、昭和天皇の隠し財産を暴いた『天皇のロザリオ』、終戦史の暗部に斬り込んだ『日本のいちばん醜い日』などで多くの先鋭的な読者を獲得、インターネット上の論戦を巻き起こした。その陰には超人的な読書量があり、郷土・別府での焼酎と珈琲をこよなく愛す毎日があった。2016年1月25日急逝。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

南京大虐殺のウソも田中角栄から始まった。

2016/12/23 10:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:気のない英語老師 - この投稿者のレビュー一覧を見る

佐藤愼一郎さんという歴史学者の名前はこの本で初めて知りました。こんな立派な学者が日本にもいたんだと思うと同時に、田中角栄の罪深さに愕然としました。最近は田中角栄を絶賛する本がたくさん出回っていますが、その本を読むと同時にこちらの本もぜひ読んでもらいたいと思います。
 海外への融資やODAには何かしら政治家への見返りがあるのが相場だと思っていましたが、田中角栄がそれを始めた張本人であったとは知りませんでした。アメリカの思ワクもあったと思いますが、1970年まで、中国は極貧国であったのに、日中友好条約から莫大な資金が日本から中国に流れ、中国が強大化していきます。そしてその裏で、角栄の周りに中国から300億円とも言われる莫大なキックバックが支払われ、田中角栄の金権政治が始まります。
 角栄の絶賛本には、角栄は気前がよかったとか、決断が速かったと言われますが、この本を読むと、そういうことはすべてこの裏金があったから、そういうことができたのかと思えます。こうして表側からは日本が中国を支えているように見えますが、裏では中国が田中政権を支えていたということがわかります。だからこそ、角栄以降の首相は中国のいうがまま、教科書問題も靖国問題も中国のいうことに逆らえなくなった、という事実は納得がいきます。
 現在では、民主党政権が中国に呑み込まれそうになりましたが、安倍政権になってなんとか持ちこたえています。佐藤愼一郎氏の貴重な資料を生かして、外務省を叩き直して、中国からの侵略行為、内部工作を断ち切らなければならないと感じました。

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2016/08/07 09:37

投稿元:ブクログ

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