「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
大宰府の中世的再編とその九州支配の大枠、ならびに、九州の荘園制が対外関係の隆盛のなかで、境界の国土への定位と交通編成の手段として機能したことを論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
本書では、荘園制・領主制に立脚した中世日本の国家・社会体制の展開・変容を、九州という具体的場に即して考察し、「中世日本」のなりたちを問う。大宰府を軸とする中世的再編と九州支配の大枠を論じ、島津荘の成立と展開を南西諸島との相互関係で探り、荘園制の枠組を都鄙間関係のもとにある地域の政治史の集約とみる立場で考察を試みる。九州が「アジアのなかの中世日本」の中でどのような役割を担ったのか、本書によって明らかになる。【商品解説】
目次
- 第一部 大宰府と九州
- 第一章 府官系武士団の展開と肥後国
- 第二章 大宰府の再生
- 第三章 白河・鳥羽院政期の大宰府と府目代
- 第二部 荘園制と地域編成
- 第四章 摂関家領島津荘と〈辺境〉支配
- 第五章 院政期の肥前社会と荘園制
- 第六章 瀬戸内海沿岸部の荘園制と平氏
- 第三部 肥後国の中世史点描
- 第七章 平安時代の球磨郡と造寺・造仏
著者紹介
小川 弘和
- 略歴
- 小川 弘和(おがわ・ひろかず)1968年 千葉県生まれ。東北大学大学院文学研究科国史学国史専攻博士後期課程修了 博士(文学)。熊本学園大学経済学部准教授。〔著書〕『古代・中世国家と領主支配』(吉川弘文館、1997年)〔論文〕「『大田文』帳簿群の歴史的展開」(『鎌倉遺文研究』11、2003年)「14世紀の地域社会と荘園制」(『歴史学研究』807、2005年) 「鎌倉期矢野荘公文職考―権利の文書化という視点から―」(『ヒストリア』210、2008年)「東アジア・列島のなかの平泉」(柳原敏昭編『平泉の光芒』吉川弘文館、2015年)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む