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読割 50
紙の本
物語ること、生きること (講談社青い鳥文庫)
著者 上橋菜穂子 (著),瀧晴巳 (著)
「獣の奏者」「守り人」シリーズの作家・上橋菜穂子が、子ども時代から作家になるまでのこと、読むこと、書くこと、そして生きることの喜びを語る。上橋菜穂子が読んだ本のリストも掲...
物語ること、生きること (講談社青い鳥文庫)
青い鳥文庫版 物語ること、生きること
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商品説明
「獣の奏者」「守り人」シリーズの作家・上橋菜穂子が、子ども時代から作家になるまでのこと、読むこと、書くこと、そして生きることの喜びを語る。上橋菜穂子が読んだ本のリストも掲載。〔2013年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
作家になりたくて、でも、甘ったれの幸せな「夢見る夢子さん」のままじゃ作家には絶対なれないと思っていた10代。自分で自分の背中を蹴っ飛ばし、外の世界に触れ、文化人類学の道を志した20代。そして、その先に待ち受けていた「作家として生きつづける」という新たな登り坂……。壮大な物語世界を生んだ作家の道程が問いかける、「読むこと」「書くこと」「生きること」とは。
「どうやったら作家になれますか」「『獣の奏者』や『精霊の守り人』みたいな話は、どうやって生まれてくるんですか」というご質問に、本当に意味のあるお答えをするためには、その物語を書くまでに私がたどってきた道程をすべて、お伝えしなければなりません。――物語は、私そのものですから。(本文「作家になりたい子どもたちへ」)
書くことを木の幹とするならば、読むことはその根っこ。素晴らしい物語を書き続ける、上橋菜穂子さんには、豊かな読書体験がありました。物語が生まれるまでの道のりがここに。
「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。作家賞の受賞は1994年のまど・みちおさん以来の快挙です!【商品解説】
目次
- この本について
- はじめに
- 第一章 生きとし生けるものたちと
- おばあちゃんとわたし
- 人と獣の物語
- 物語と日常のあいだで
- おだつんじゃない
- 本の虫
- おばあちゃんがくれたもの
- 第二章 遠きものへのあこがれ
著者紹介
上橋菜穂子
- 略歴
- 1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年に『精霊の木』で作家デビュー。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞をダブル受賞した『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、『獣の奏者』、『獣の奏者 外伝 刹那』ほか著書、受賞多数。2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014に「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。
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