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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/18
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:19cm/450p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-5141-3
読割 50
紙の本
人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷−人間と機械の関係を決める転換点
グーグルの自動運転車、自律ロボット、アップルのSiri−。人工知能やロボットがビジネス、教育、ヘルスケアに導入されつつある。AIとロボットは世界をどう変えるのか? 進化を...
人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷−人間と機械の関係を決める転換点
人工知能は敵か味方か
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商品説明
グーグルの自動運転車、自律ロボット、アップルのSiri−。人工知能やロボットがビジネス、教育、ヘルスケアに導入されつつある。AIとロボットは世界をどう変えるのか? 進化を遂げる人工知能と人間の将来を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
この10年、グーグルが自動運転車を開発し、ロボット会社を何社も買収した。
アップルはパーソナル・アシスタントのSiriを発表した。
そして今、人工知能やロボットが人間のビジネス、教育、ヘルスケア分野に導入されつつある。
人工知能は、人間の仕事を奪う敵になるのか、それとも人間の能力を「拡張」する味方になるのか――
グーグルのロボット会社買収や自動運転車の開発など
数々のスクープを飛ばし、プロジェクトでピュリッツァー賞も受賞した
ニューヨーク・タイムズ紙のベテラン記者が解説する!
グーグルは自動運転車で何を狙うのか?
東大出身のロボット会社「シャフト」や軍事ロボットを開発したボストン・ダイナミクスを買収して、どこに向かうのか?
ジョブズのラスト・シングス、Siriは人間を拡張し続けるのか?
AIはこれまで何度も、興隆期と停滞期を経験したが、現在のAIブームは本物なのか?
AIの過去、現在、未来を徹底的に分析する。
【商品解説】
著者紹介
ジョン・マルコフ
- 略歴
- 〈ジョン・マルコフ〉1949年カリフォルニア州生まれ。オレゴン大学で社会学修士号取得。ニューヨーク・タイムズ紙入社。労働と自動化の関係を探ったプロジェクトで解説報道部門におけるピュリッツァー賞を受賞。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年8月号より
書標(ほんのしるべ)さん
Googleの自動運転車や、アルファ碁対人間の試合がニュースになるなど、もはや流行語として認知されている感すらある人工知能。多くの書籍が出版され、専門家のみならず、広く世間から注目されている。ただし、そこで論じられているのは「AI」についてであり、2045年にはAIが人間の知能を凌駕するという言説(シンギュラリティ)から、知能爆発がもたらす影響に対して、楽観論と悲観論が交錯し、もはや終末論的様相を呈している。
しかし本書において語られるのは、研究者達はすでに1950年代から、“人間に代替する機械”であるAIと、“人間をサポートする機械”であるAI、という異なるアプローチで、二つの派閥が研究してきたという事実である。いわば、人工知能研究が今日に至るまでの歴史書である。研究者自身に焦点を当て、その個人史と人工知能やロボットとの歴史を重ねる事により、彼らが抱く混乱やパラドックスを明らかにし、その研究をめぐる現状を浮かび上がらせていく。特に、日本人にも馴染みのある「Siri」はその到達点の一つであり、それに至ったスティーブ・ジョブズの登場がドラマティックに描かれる点は、人工知能が我々にとって、いかに身近な存在であるかを示しているように思える。
本書では最終的に、その帰趨を決定するのは機械でも研究者でもなく、我々ユーザー自身であると結んでいる。子供の頃に描いた未来、それが現実になった後、人間は自分たちが選択した未来に対して、いかなる感慨を抱くのか。