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商品説明
アイルランドでは、日常的に話す言語が民族のことばから英語に替わってしまった。アイルランドにおける言語交替はどのように進み、どんなことばを生んだのか。そして、人々はことばに対してどんな思いを抱いているのかを探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
嶋田 珠巳
- 略歴
- 〈嶋田珠巳〉京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻言語学専修博士後期課程修了。博士(文学)。明海大学外国語学部准教授。専門は言語学。共編著に「英語の学び方」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年8月号より
書標(ほんのしるべ)さん
植民地支配の歴史から英語を「公用語」として使うようになったアイルランドで、 自分たちのことばであるアイルランド語が話せなくなった。そのような自分たちのことばを再び国語にしようと、アイルランド政府は「アイルランド語が国語であり、第一公用語」、英語は「第二公用語」であると憲法で定め、二言語使用の国家を目指す。
著者はこのようなアイルランドの言語を巡る歴史と社会の現実と、日本の英語教育の現状を比較する。「英語」を第二公用語とし、「グローバル人材育成」を推し進めて日本人の英語力を高めることを教育の中心的課題としている点が、アイルランドのそれと共通しているという。今後の日本の英語教育の参考となるのではないだろうか。