猫には推理がよく似合う

投稿元：

レビューを見る

タイトルに惹かれて購入しました。ほのぼのミステリーかと思っていたのに、物語後半でがらりと変わって・・・。読み終わったあと、もう一度読み直してみたいと思える作品でした。

投稿元：

レビューを見る

ちょっと意表をつくカンジではあったのだけど…
中盤の猫との会話部分全体に、ついていけませんでした。

投稿元：

レビューを見る

弁護士事務所で飼われている猫・スコティ。それが実はおしゃべりする猫でさらにミステリ好き……ってなんなんですかその設定！　もう猫好き必読です。スコティ可愛すぎ！　そんな事務所があったら雇ってほしいです（笑）。
もちろんミステリとしても読み応えたっぷり。「猫密室」は、実は私解けませんでした。ああでもスコティを喜ばせそうだからいいかー（苦笑）。
そして楽しいミステリ談義の果てに起こった事件と、その考察はもうばりばりの論理ミステリです。軽い読み口とは逆に、緻密な論理の組み立てが進められ、そして明らかになる真相。これは少し寂しくもあったのですが。……うん、やっぱりあの子は「スコティ」と呼びたいなあ。

投稿元：

レビューを見る

【ネタバレ】今回はミステリとしてではなく構成的に趣向を凝らしてきました。相変わらず油断できない著者です。終盤、あの「睦木怜」が登場して謎を解きます。

投稿元：

レビューを見る

知人の紹介で、ほぼ引退しているようなベテラン弁護士事務所の事務員として働くことになった花織。採用の決め手は、田沼弁護士の亡くなった妻が大事にしていた猫のひょう太が懐いたこと。かくして、時々くる馴染みの依頼人以外はのんびりと猫の世話をしながら過ごしていた花織。しかし猫のひょう太には秘密があって……。

前半の猫との軽やかなミステリー談義は微笑ましく、破茶滅茶な依頼人たちも事件の匂いがぷんぷんして大変わくわくしたのだが、後半でがらっと印象が変わってしまった。中盤の真相解明会議は丁寧なのはわかるけどちょっとだれてしまった。そしてなんというか、その真相は虚しすぎる……前半微笑ましかっただけに……。

投稿元：

レビューを見る

弁護士事務所で働く派遣の女。猫と話ができる。
女が顧問をしている会社の経理の男に襲われる。
一命はとりとめる。女弁護士が派遣女が精神科に通っていたこと。前職退社の理由を調査。同僚男性と交際してないのに
男が結婚するのが決まると嫌がらせ開始。
妄想だった。
猫との会話も、女の妄想。

投稿元：

レビューを見る

最初はファンタジーも入った本格推理小説軽い気持ちで読んでいた。しかし読み終えたら、物悲しくなってしまった。この作者の作品はその重苦しい寂しさが良いと思う。

投稿元：

レビューを見る

「このミス」の粗筋を読んでしまったせいで、ほぼ筋書きが読めてしまい、残念。知らなければまだファンタジーと思えただろうに。椿とスコティの会話が痛々しかった。

投稿元：

レビューを見る

引退間近の弁護士事務所で働き始めた事務員の女性が、猫と話しながら(！)進む前半。実際に事件が起きてしまい…。
途中で「え、こいつが犯人でしょ？」と思ったら本当にそうだし、終わり3分の1くらいは物悲しい感じになってしまい。ラストまで微笑ましくいってほしかったような。

投稿元：

レビューを見る

猫の作り話ミステリかと思いきや…。
作り物の話と現実がリンクしていると思っても、現実の結果はちょっと悲しい感じだったかな。
スコティかわいいな。

投稿元：

レビューを見る

ええええーっそうなの！という展開に。意外でした。っていうかぜんぜんきづかなかったよ、そんなの。ちょっとズルくない？という気もしたぐらい(^_^;)

投稿元：

レビューを見る

サクサクと読めてあり得ない展開（猫と話をする）なのに楽しく読めたのはスコティがかわいいからか。
時刻表トリックについての酷評には笑ってしまった。
犯人は予想できたけど、面白かった。

投稿元：

レビューを見る

冒頭から海外の訳本と思い込んでしまい、急に日本の事務所に視点が移ってギョッとする。
なんなのか最後まで訳本のような違和感。

老弁護士の事務所で働く花織さん。
事務所に住む、スコティッシュフォールドのお世話もしつつ。
まっしろなボディにあたまの一部と耳の部分だけが淡いグレー。そして耳は内側にふっくらとおりたたまれている。気品あふれる彼と。
そんなほのぼのとした空気を切り裂くようにやって来る依頼人たち。
大地主夫妻の離婚の行方
資産家の遺言書
会社のお金を使い込んで失踪した会社員
そんな中、とうとう事務所で事件が起きた。


途中の推理合戦が長い。
話の展開は割と早くから想像できるけど、後味が良くない。

投稿元：

レビューを見る

老弁護士の事務所で働く花織は、仕事のかたわら話のできる猫、スコティッシュホールドのスコティと推理合戦を楽しんでいた。

猫と花織とで共同して事件を解決するストーリかと思いきや、後半は驚きの展開に。
前半の推理合戦がだるくても最後まで読んでよかった。
(図書館)

投稿元：

レビューを見る

法律事務所の事務員として勤める椿花織には、猫のスコティを世話するのも仕事の内。ところが、このスコティは言葉をしゃべれるのだ。事務所にやってくる依頼人について話したり、スコティが作ったミステリーについてあれこれ話したりして、花織にとっては楽しい日々が過ぎていく。素敵な男性も現れる。しかし、そのうち事態はなんだか不穏な様相をきたしてきて…。最後に、どんでん返しがあって、なかなか企みのある小説で面白い。深木章子という作家は初めて読むが、他の作品も期待が持てるかもしれない。