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紙の本
お父さんと伊藤さん (講談社文庫)
著者 中澤日菜子 (著)
【小説現代長編新人賞(第8回)】34歳の彩は、54歳の伊藤さんと暮らしている。そこに父がやってきて…。すれ違って生きてきた父娘に心通じ合える日は? 誰にでも起こりうる家族...
お父さんと伊藤さん (講談社文庫)
お父さんと伊藤さん
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商品説明
【小説現代長編新人賞(第8回)】34歳の彩は、54歳の伊藤さんと暮らしている。そこに父がやってきて…。すれ違って生きてきた父娘に心通じ合える日は? 誰にでも起こりうる家族問題を笑いと緊張の絶妙なタッチで描く。2016年10月公開映画の原作。【「TRC MARC」の商品解説】
34歳のフリーター・彩はバツイチの54歳・伊藤さんと同棲している。ある日、彩のもとに兄から「お父さんを引き取ってくれないか」との依頼が。彩は申し出を拒むが、74歳の父は身の回りの荷物を持って、部屋にやってきてしまった。父は「この家に住む」と譲らない。その日から六畳と四畳半のボロアパートでぎこちない共同生活が始まった。誰にでも起こりうる家族問題を、笑いと緊張の絶妙なタッチで描く傑作。
上野樹里主演、タナダユキ監督で2016年秋映画公開!
34歳のフリーター、彩はバツイチの54歳・伊藤さんと同棲している。ある日、彩のもとに兄から「お父さんを引き取ってくれないか」との依頼が。彩は申し出を拒むが、74歳の父は身の回りの荷物を持って、部屋にやってきてしまった。
伊藤さんの存在を知り、驚く父。それでも「この家に住む」と譲らない。その日から六畳と四畳半のボロアパートでぎこちない共同生活が始まった。ところが父にはある重大な秘密が……。
誰にでも起こりうる家族問題を、笑いと緊張の絶妙なタッチで描く傑作。
第8回小説現代長編新人賞受賞作。
選考委員を満場一致でうならせた「家族小説」。
思わず家とは何かを考えさせられた。角田光代
台詞の上手さは出色。石田衣良
安心して読める文章力。伊集院静
登場人物の体温を感じた。杉本章子
テンポよく読めた。花村萬月【商品解説】
目次
著者紹介
中澤日菜子
- 略歴
- なかざわ・ひなこ
1969年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務の後、劇作家として活動。小説執筆にも取り組み、本作で第8回小説現代長編新人賞を受賞。戯曲では2007年に「ミチユキ→キサラギ」で第3回仙台劇のまち戯曲賞大賞、2012年に「春昼遊戯」で第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞優秀賞を受賞。本作は2016年秋、タナダユキ監督、上野樹里主演で全国映画公開。著書には『おまめごとの島』『星球』『PTAグランパ!』などがある。
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