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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/09/22
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/288p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08545-4
- 国内送料無料
紙の本
ミクロストリアと世界史 歴史家の仕事について
数々のミクロストリアと事例研究により、世界の歴史学を牽引してきたイタリアの歴史学者の最新研究成果7編を収録。さまざまな観点から「歴史とは何か」を考える書。【「TRC MA...
ミクロストリアと世界史 歴史家の仕事について
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商品説明
数々のミクロストリアと事例研究により、世界の歴史学を牽引してきたイタリアの歴史学者の最新研究成果7編を収録。さまざまな観点から「歴史とは何か」を考える書。【「TRC MARC」の商品解説】
長年にわたり世界の歴史学を牽引してきた著者の現在を伝える日本語版オリジナル編集の7篇。16世紀イタリア、フリウリ地方の一粉挽屋に焦点を絞り、徹底した資料読解と独自の方法論から当時の世界とわれわれの関係を炙り出した『チーズとうじ虫』はじめ、数々のミクロストリアと事例研究をとおして歴史家の課題に挑んできた著者の仕事は、この10年のあいだに発表された本書収録の「緯度、奴隷、聖書――ミクロストリアの一実験」「世界を地方化する――ヨーロッパ人、インド人、ユダヤ人(1704年)」「わたしたちの言葉と彼らの言葉――歴史家の仕事の現在にかんする省察」「ヴァールブルクの鋏」「内なる対話――悪魔の代言人としてのユダヤ人」「ミクロストリアと世界史」「無意志的な啓示――歴史を逆なでしながら読む」の各編でますます磨きがかかっている。さまざまな観点から「歴史とは何か」を考える書でもある。
「ほとんど無名に近い個人でも、はるかに大規模な現象にかんする省察への道を拓くことがありうる。〈ミクロストリアと世界史〉は、互いに両立不可能であるどころか、相手を強化しあうのだ」【商品解説】
目次
- 序文――日本の読者へ
- 緯度、奴隷、聖書――ミクロストリアの一実験
- 世界を地方化する――ヨーロッパ人、インド人、ユダヤ人(1704年)
- わたしたちの言葉と彼らの言葉――歴史家の仕事の現在にかんする省察
- ヴァールブルクの鋏
- 内なる対話――悪魔の代言人としてのユダヤ人
- ミクロストリアと世界史
- 無意志的な啓示――歴史を逆なでしながら読む
収録作品一覧
緯度、奴隷、聖書 | 1−27 | |
---|---|---|
世界を地方化する | 28−55 | |
わたしたちの言葉と彼らの言葉 | 56−88 |
著者紹介
カルロ・ギンズブルグ
- 略歴
- 〈カルロ・ギンズブルグ〉1939年イタリア生まれ。ピサ高等師範学校専修課程修了。同高等師範学校教授。歴史家。著書に「チーズとうじ虫」「ピエロ・デッラ・フランチェスカの謎」など。
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