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紙の本
介護施設で死ぬということ 生活支援の場のターミナルケア (介護ライブラリー)
著者 高口 光子 (著)
親の生き方・死に方を子どもが選ぶときがくる。親の残りの人生、どう生きてもらうか−。介護施設でのターミナルケアの実際を紹介し、終末期の入居者と家族を通して親の看取り方を考え...
介護施設で死ぬということ 生活支援の場のターミナルケア (介護ライブラリー)
生活支援の場のターミナルケア 介護施設で死ぬということ
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商品説明
親の生き方・死に方を子どもが選ぶときがくる。親の残りの人生、どう生きてもらうか−。介護施設でのターミナルケアの実際を紹介し、終末期の入居者と家族を通して親の看取り方を考える。8件の事例も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
病院で死ぬということは、懸命な治療の結果として亡くなるということ。自宅で死ぬということは、住み慣れたわが家で家族に囲まれ、家族の一員として亡くなるということ。それでは、介護施設で死ぬとはどういうことか。介護施設という、当事者以外はなかなか知り得ない現場の実際を、早くからターミナルケア(終末期ケア)に力を入れてきた著者が、赤裸々に語る。終末期の入居者と家族を通して考える看取り方。
【親の生き方・死に方を子どもが選ぶときがくる!】
介護保険が導入されて以降、介護施設で人を看取ることが、
法的にも認められるようになりました。
しかし自分の親のこととなると「世間体が悪い」とか
「最後まで十分な医療を受けさせたい」などの理由から
「最期は病院で」と考える人が多いのが現状です。
本書は、自身が介護部長を務める老健で早くから
ターミナルケア(終末期ケア)に力を入れてきた著者が、
介護施設での看取りと医療現場での看取りの違い、
どんなケアが受けられるのか、など詳細に伝えます。
さらに施設での急変時に家族はどんな選択を迫られるのか、悩むのか、
揺れる家族の気持ちに寄り添いながら、より良い選択をするための心構えもアドバイス。
親が終末期にさしかかっている人はもとより、
親の介護のことを考え始めた人、自分自身の最期の迎え方が気になる人、
さまざまな読者に生き方・死に方を深く考えるきっかけを与えてくれます。
介護アドバイザーとして活躍する著者の介護に対する思いやこだわり、
介護施設の舞台裏も垣間見られる一冊。
【本書の内容】
・介護の現場で人の死を看取るとはどういうことか
・子どもが親を介護施設に預ける選択をするとき
・自宅での看取りは最善の選択か
・ターミナルケアの始まりはいつから?
・施設入居時に私が家族にターミナルの話をする理由
・口から食べられなくなったときチューブを入れるかどうか
・状態が急変したとき救急車を呼ぶかどうか
・「何もしない」はどこまで可能か
・ときには死後発見になることも
・親の死を乗り越えた先にあるもの【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 最期をどこで迎えるか──「生ききる」ことを支えるケア
- 第2章 親の死に方を子どもが決める──揺れる家族の思い
- 第3章 命を最後まで支え抜く──施設で出会ったそれぞれの看取り方
- おわりに
著者紹介
高口 光子
- 略歴
- 〈高口光子〉高知医療学院卒業。理学療法士。介護支援専門員。介護福祉士。介護アドバイザー。介護老人施設「星のしずく」看介護部長。
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今の介護現場の参考になります
2017/01/13 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hh - この投稿者のレビュー一覧を見る
読まないよりは、読んでよかった。
あくまでも本を出版出来るくらい立場のある人の話なので、ひとつの参考にはなりました。
実際に医療や介護現場に関わる人達の仕事ぶりに、本当に頭が下がります。
P147の「夜勤では20人の入居者を1人の介護職員が担当する態勢のため~」
の部分を読んで、ブラック企業並みに無茶ぶりだと思いました。
いくら何でも、無理でしょう!身体の効かないお年寄りを20人、1人で平気で担当させられる日本の福祉や医療の通常ぶりに異常を感じた。
医療や福祉、または保育は、現場で働く人の忍耐に支えられていると思います。