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商品説明
晩年の魯迅と中国共産党員作家の対立。生前魯迅が高い評価を与えていた左翼作家が巻き込まれた「批判と粛清」の渦…。1930年代の魯迅の時代から文化大革命までの近現代中国で観察できる政治と文学の関係を考察する。〔「現代中国の政治と文学」(東方書店 1993年刊)の改題増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第一章 序論
- 第二章 中国共産党の文芸政策と左翼作家
- 第一節 問題の所在
- 第二節 魯迅と左翼作家連盟内の紛糾
- 第三節 国防文学論争に見られる党文芸工作者と左翼作家の確執
- 第四節 結語
- 第三章 毛沢東の「文芸講話」と左翼作家に関する考察
- 第一節 問題の所在
- 第二節 江西ソビエト区における中国共産党の文芸政策
- 第三節 毛沢東の「文芸講話」と左翼作家
著者紹介
小山 三郎
- 略歴
- 〈小山三郎〉慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。法学博士。杏林大学外国語学部・国際協力研究科教授。
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