ヒミツがまる見え！「おいしい！」の断面

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表紙にあるカップヌードルの断面やら、珈琲を落としているときのドリッパーの断面やら面白い画像もたくさんありますが、なにぶん、食品だと、普通に断面の写真を撮れるものもあり全編が驚きの写真というわけではありませんでしたね。(^^;
ちょっと取り上げるものの選択にミスったかな？
食べ物のうんちく本的にも愉しめるので表紙の写真に心引かれる人には薦めても良いかも。

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美味しいものを断面から語るという、目の付け所が面白い。書かれている内容に疑問に思うこともないではないが、まあそれも一つの意見と思って納得しました。

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食べ物の断面ってなかなか見る機会がなくて、
あーなるほど、そうなっているのかと意外な発見もあり。
何に応用するとかではないけれど、
楽しんで読めました。

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食材や素材の断面はよく見かける。調理された後を見るのは、自分が口を入れた後くらい。でも、あんまり自分の食べた後って見たくないから、見たことがないに等しい。さらに、汁物や容器に入った状態は断面を見ようがない。言ってしまえば、知らなくても何も不便もないし、困りもしない。そんな知らなくてもいい世界を披露してくれたのがこの本では。
と言いつつ、知らなくてもいいは間違いかもしれない。断面を見ただけでおいしくなることはないけど、ここにおいしさが詰まってるとか、自分が食べているものってこういうものとか、わかって食べることは大事。
本のコンセプトは断面を見て、構造を知るってことにはなっているものの、全体的には食にまつわる小話の集まり。知ってることもあるけれど、知らないこともたくさん。食べてる時にうんちくを言うわけではないけれど、知ってるとやっぱりおいしく感じる、はず。