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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/01/18
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/345p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-004936-1
読割 50
紙の本
帝国日本と朝鮮野球 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)
著者 小野 容照 (著)
中等学校の甲子園出場、都市対抗野球での優勝など、融和政策に“活用”された植民地時代の朝鮮野球。19世紀末から「解放」される1945年まで、複雑な道程を辿った朝鮮野球につい...
帝国日本と朝鮮野球 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)
帝国日本と朝鮮野球 憧憬とナショナリズムの隘路
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商品説明
中等学校の甲子園出場、都市対抗野球での優勝など、融和政策に“活用”された植民地時代の朝鮮野球。19世紀末から「解放」される1945年まで、複雑な道程を辿った朝鮮野球について、2つの“民族”を通して描く。【「TRC MARC」の商品解説】
五輪の優勝、WBCの準優勝により、韓国の野球は国民的スポーツとなった。今、起源や日本経由の用語見直しなど、歴史の解明が喧しい。日本は朝鮮野球にどれだけ関与したのか――。
植民地時代の朝鮮野球は、朝鮮人と支配者日本人双方から重視されていた。日本人との試合は大いに盛り上がり、朝鮮ナショナリズムに火をつける。他方で当局は、中等学校の甲子園出場に道を開き、都市対抗野球を後押しし優勝に導くなど、「内鮮融和」に“活用”する。
本書は19世紀末から「解放」される1945年まで、複雑な道程を辿った朝鮮野球を2つの“民族”を通して描くものである。【本の内容】
著者紹介
小野 容照
- 略歴
- 〈小野容照〉1982年横浜市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。同大学人文科学研究所助教。専門は朝鮮近代史。著書に「朝鮮独立運動と東アジア」がある。
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