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- 発売日:2016/12/13
- 出版社: 響林社
- サイズ:B5版/340ページ
- ISBN:978-4-86574-071-4
紙の本
【オンデマンドブック】【大活字本】春琴抄/盲目物語 (響林社の大活字本シリーズ)
著者 谷崎潤一郎(著者)/しみじみ朗読文庫(編集)
谷崎の盲目の者をテーマにした作品2編。「春琴抄」は、大阪道修町の裕福な商家の娘、春琴は、美貌ながら9歳のとき眼病で失明する。そ れからは、検校の下で琴や三味線の稽古に励み...
【オンデマンドブック】【大活字本】春琴抄/盲目物語 (響林社の大活字本シリーズ)
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商品説明
谷崎の盲目の者をテーマにした作品2編。「春琴抄」は、大阪道修町の裕福な商家の娘、春琴は、美貌ながら9歳のとき眼病で失明する。そ れからは、検校の下で琴や三味線の稽古に励み、自らも師匠となって人に教えるようになった。一方、身の回りの世話をする丁稚の佐助は彼女に思慕の情を持ち、自分でも夜中に密かに三味線を練習し始める。それが主人と春琴の耳に入り、以降、春琴の弟子となって琴を習うようになった 。 春琴は佐助との結婚を親に勧められるのを拒絶するが、やがて身ごもる。周囲の思惑に二人は強く関係を否定し、我が子を里子に出してしまうのだが、それでも、同居し師弟の関係は続けるのだった。佐助は年下の春琴をいつまでもお師匠様と呼び、献身的に仕えた。そんなある日、稽古がひときわ厳しい春琴は人の恨みを買い、顔に熱湯をかけられ大火傷を負う。春琴が頭巾をかぶって人目を避けようとするのをみて、佐助は誰よりも胸を痛め悩んだ。そして、自ら針で目を刺し、失明することを選ぶのであった―。 谷崎潤一郎の耽美主義文学の名作で、数度にわたり映画化もされている。マゾヒ ズムを超越した春琴と佐助との師弟関係を描いている。他の一作は、「盲目物語」。【本の内容】
著者紹介
谷崎潤一郎(著者)/しみじみ朗読文庫(編集)
- 略歴
- 日本の小説家。明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。現在においても近代日本文学を代表する小説家の一人として、評価は非常に高い(ウィキペディアより)。
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