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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/02/07
- 出版社: 朝日新聞出版
- サイズ:19cm/317p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-02-251450-9
読割 50
紙の本
島津の陣風 義久の深謀、義弘の胆力
著者 片山 洋一 (著)
島津はいかにして関ケ原を脱し、薩摩に帰還できたのか。総帥・義久と惟新斎・義弘ら島津家と、家康・本多正信たち徳川方との対立を軸に、最新史料を駆使して戦国最強軍団を描き切った...
島津の陣風 義久の深謀、義弘の胆力
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商品説明
島津はいかにして関ケ原を脱し、薩摩に帰還できたのか。総帥・義久と惟新斎・義弘ら島津家と、家康・本多正信たち徳川方との対立を軸に、最新史料を駆使して戦国最強軍団を描き切った新機軸の長編時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学小説】慶長5年9月15日、関ケ原──。家康本陣めがけて、島津義弘率いる1500の軍勢が駆け抜けた! やがて改易を狙う徳川方と本領安堵を図る島津との虚々実々の駆け引きが始まる。義久・義弘ら島津家と家康・本多正信・黒田官兵衛など徳川方との知略を尽くした戦いが始まる。【商品解説】
島津はいかにして関ケ原を脱し、薩摩に帰還したのか?
西軍として唯一本領安堵を勝ち得た真相に迫る!
最新史料を駆使して戦国最強軍団を描き切った新機軸の長編時代小説
朝日時代小説大賞出身作家の書き下ろし最新作
「十文字……登り龍に、降り龍……」
源氏の祖が父帝から「登り龍」と「降り龍」を掛け合わせた紋を賜ったとか、源頼朝公が手にしていた箸を十文字にして家紋として与えたとか――。
家伝とは大袈裟に語り繋がれるものだが、その「家」は鎌倉開府以来の名家であり、家康はひどく関心を持ったことを記憶している。
「島津……島津か」
大胆不敵にも徳川本陣に襲いかかる千五百足らずの軍勢こそ、かつて九州を席巻した島津惟新入道義弘と勇猛果敢な薩摩隼人どもであった。
慶長五年(一六〇〇)九月十五日、関ケ原――。勝利を確信した家康本陣めがけて、島津義弘率いる千五百の隼人たちが駆け抜けた! 世にいう“島津の退き口”である。生きて薩摩に戻ったのは僅かに八十余名。改易を狙う徳川と本領安堵を図る島津との虚々実々の駆け引きが始まる。如何にして戦国最強軍団は関ケ原を生き抜いたのか? 総帥・義久と惟新斎・義弘ら島津家と、家康・本多正信たち徳川方との対立を軸に、黒田如水、加藤清正、そして前関白・近衛前久や大坂商人らも加わり知略を尽くした戦いの幕が切って落とされた。【本の内容】
著者紹介
片山 洋一
- 略歴
- 〈片山洋一〉1974年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒業。自転車販売店経営のかたわら執筆活動に励む。2014年「大坂誕生」が第6回朝日時代小説大賞優秀作となる。
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