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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/04/21
- 出版社: 平凡社
- サイズ:19cm/298p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-582-83757-5
読割 50
紙の本
まぬけなこよみ
著者 津村 記久子 (著)
七十二候を芥川賞作家が書いたらどうなった? 骨正月、猫の恋、衣替え、蚯蚓鳴く…。四季の言葉から生まれた脱力系歳時記エッセイ。『ウェブ平凡』連載に加筆修正、書き下ろしを加え...
まぬけなこよみ
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商品説明
七十二候を芥川賞作家が書いたらどうなった? 骨正月、猫の恋、衣替え、蚯蚓鳴く…。四季の言葉から生まれた脱力系歳時記エッセイ。『ウェブ平凡』連載に加筆修正、書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
津村 記久子
- 略歴
- 〈津村記久子〉1978年大阪府生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。「君は永遠にそいつらより若い」で太宰治賞を受賞しデビュー。「ポトスライムの舟」で芥川賞を受賞。
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書店員レビュー
季節のことば(お題)に沿って、綴られた歳時記エッセイ。
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
花見。新じゃが。七夕。日本の四季は豊かで美しいー。ばかりではない!中には、骨正月。わかめ。カビ。なんてものも。彼女の選ぶことばは、らしくて、さすが!おもしろい!が、しかし、季節ごとの日常をエッセイにするという作業は、とても大変だったよう。それは、ずぼらでまぬけで、ぼーっと暮らしているから(本人談)。今と昔を行ったり来たりして、楽しかったこと、思い出したくなかったことー自分の全て(おそらく)をさらけ出している。そこには、30代女子の今まで、そしてありのままの日常(今)が、ユーモアたっぷりに素直に記されている。決して、おしゃれではないけれど、飾らない人柄が滲みでている。津村ワールド全開である。巷には、おしゃれなエッセイ本が溢れているー。自分とはかけ離れている暮らしだと、わかっているのに、うらやましさでいっぱいになるのに、つい買ってしまう。マネできることだけマネしようと思い直すも、ちょっとモヤモヤしてしまうー。そんなストレスなしに楽しめるのが、本書。笑えて、背伸びせずに、ただただ、共感できる庶民派エッセイ。