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紙の本
勇敢な日本経済論 (講談社現代新書)
もう情報のバイアスに騙されない! 経済学者・高橋洋一と、投資銀行家・経済金融評論家のぐっちーさんが、日本経済の「大問題」を徹底討論。役人たちが隠しておきたいお金をめぐる「...
勇敢な日本経済論 (講談社現代新書)
勇敢な日本経済論
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商品説明
もう情報のバイアスに騙されない! 経済学者・高橋洋一と、投資銀行家・経済金融評論家のぐっちーさんが、日本経済の「大問題」を徹底討論。役人たちが隠しておきたいお金をめぐる「本当のこと」を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
面白くて簡単に日本経済再生の論点がつかめて、読んだその日から政治経済ニュースの見え方が一変する、「ザ・対談」が実現しました! 消費税を上げないと財政破たんするのか? そもそも円高がいいのか円安がいいのか? 少子高齢化は悪いことばかりなのか? アベノミクスは失敗なのか? トランプ大統領とどう付き合えばよいのか? 論客二人が役人の問題を明らかにして日本経済復活への近未来を大胆かつ華麗に予測しました。
面白くて簡単に日本経済再生の論点がつかめて、読んだその日から政治経済ニュースの見え方が一変する、「ザ・対談」が実現しました! 財務省から地方自治体まで役人のどこが問題か、マスコミ報道にはどんなバイアスがかかっているのかが明らかになります。
本当に消費税を上げないと財政破たんしてしまうのか? なぜ多くの地方再生が苦戦しているのか? 規制緩和はなぜ進まないのか? そもそも円高がいいのか円安がいいのか? 少子高齢化は本当に悪いことばかりなのか?
アベノミクスは失敗なのか、そうでないのか? そしてトランプ大統領のアメリカとどう付き合えばよいのか?
日本経済の底力を知り、役人の限界を知る二人が、時に真っ向対決、時に知恵を出し合い、近未来を大胆かつ華麗に予測しました。
ぐっちーさんは、トランプ大統領の窮地を救った過去があり、高橋センセイは安倍首相の絶頂とどん底時代に付き合っており、日米トップをよく知っています。経済知識と具体的提案と話芸の共演、必読です!【商品解説】
日米トップに近い二人の論客が激突! 日本経済復活の方法を熱く議論する。役人の限界から財政の見方まで簡単に日本の未来がわかる!【本の内容】
目次
- 第1章 トランプはバカじゃないからこう付き合え
- 第2章 円安が国益か、円高が国益か
- 第3章 財政再建はもう終わっている
- 第4章 アベノミクスをどう評価するか
- 第5章 規制緩和はなぜ進まないか
- 第6章 地方活性化に何が必要か
- 第7章 少子高齢化はチャンスだ
著者紹介
高橋洋一
- 略歴
- 〈高橋洋一〉1955年東京都生まれ。嘉悦大学経営経済学部ビジネス創造学部教授。
〈ぐっちーさん〉1960年東京都生まれ。投資銀行家、経済金融評論家。
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電子書籍
面白くて考えさせる
2017/08/11 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野次馬之介 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカの失業率が16年ぶりの低水準になったという。もっとも、このニュースはアメリカのマスコミが伝えたものではなく、トランプ大統領が、いわゆる「フェイク・ニュース」に対抗して開設した「リアル・ニュース」が伝えているものらしい。失業率は景気の動向を見る上で重要な要素だが、アメリカのマスコミはいっこうに下ったことを伝えない。そこでトランプが直接報じているわけで、日本でも似たようなことが起きてはいないか。
というのは、安倍首相も日銀の黒田総裁もインフレ目標ばかり強調し、それが達成できないとしてなげいている。しかし、本当はトランプ同様、失業率こそ注目すべきだと本書はいう。日銀のやってきた金融緩和は「雇用」の改善に役立っている。しかるに、それをインフレ・デフレで説明しようとするから話がややこしくなる。というのは日銀の仕事に雇用問題が入っていないからで、なぜこんなに失業率が下がったのか、誰も説明しようとしない。けれども、これだけでもアベノミクスの効果が明らかだといえよう。
逆に、インフレ目標が達成できないのは物価が上がらないためで、原因は消費が伸びないからである。消費が伸びないのは消費税を8%に上げたからにほかならない。つまり消費税を上げておいて消費を伸ばそうという財務省の失策が基本にあるのだ。消費税を上げるに当たっては、黒田総裁も財務省も、景気は悪くならないと明言していた。その間違いを認めようとしないがために、インフレ目標の未達についてもあいまいな説明しかできないのだ。
考えてみれば役人も代議士も税金で食ってるわけで、自分たちの実入りになる税金は少しでも高い方がいい。その圧力に耐えて、消費税10%などという主張を抑えこんでいるのが安倍首相である。今後いっそう頑張って貰いたいものだ。
それにしても、その安倍首相に選ばれた閣僚たちのなんと頼りないことか。ひとりは女防衛大臣だが、国の防衛どころか自分の身を守ることもできずに姿を消した。
もうひとりは8月3日の内閣改造で沖縄北方相に就任した大臣。国会答弁では「役所の書いた文書を朗読する」だけと語ったらしい。北方問題に関しては素人だから自分の発言に自信がなく、立ち往生するのを避けるためという。ところが早くも5日後には日米地位協定について失言し、用意された紙を読み上げて釈明したという。まるで落語のオチである。
そのうえにもうひとつオチをつけると、本書によれば、ロシアでは政治やビジネスの話合いにあたって一緒にサウナに入り、お互いの股間を握り合う儀式があるらしい。まさかサウナにまでセリフを書いた紙をもって入るわけにはいくまいが、握り合いにはセリフも不要だろうから、ロシアの要人としっかり握り合って、北方領土を取り戻してくるよう願いたい。
最後にもう一度トランプのフェイク・ニュースに戻ると、アメリカだけでなく日本でも、朝日新聞の従軍慰安婦や南京大虐殺を引き合いに出すまでもなく、いい加減な報道や片寄った報道、タメにする報道が多い。そこで本書は「新聞に書いてあることが正しいと思っているイギリス人は2割しかいないが、日本では7割もいる」と書いている。
面白くて、考えさせる本であった。
紙の本
バイアス
2017/05/22 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報というものはバイアスがかかっていることが殆どだ。事実だけを記しても、理解できない人が多いからでもある。世にはびこる建前を疑う、という意味では「気づき」のきっかけにはなると思う。