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紙の本
武士道の精神史 (ちくま新書)
著者 笠谷和比古 (著)
侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」は、中世に自然発生し、やがて一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼした。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ...
武士道の精神史 (ちくま新書)
武士道の精神史
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商品説明
侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」は、中世に自然発生し、やがて一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼした。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
侍としての勇猛な行動を規定した武士道は、徳川時代に内面的倫理観へと変容。庶民の生活まで影響を及ぼした。その豊かな歴史に迫る。【本の内容】
著者紹介
笠谷和比古
- 略歴
- 〈笠谷和比古〉1949年兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。国際日本文化研究センター名誉教授。著書に「士(サムライ)の思想」「武士道」「徳川家康」など。
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武士道の精神史
2017/11/30 21:34
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投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで自分が描いていた「武士道」観を根本から改めてくれる本であった。
中世武士の『弓矢の道』としての武士道から『甲陽軍鑑』、『葉隠』等書物に著された武士道、『江戸文学や浄瑠璃に描かれた』国民文化としての武士道、『明治時代の国家主義と結びついた』武士道と広範な視点で武士道を論じている。
また、『葉隠』冒頭部分の「武士道といふは死ぬことと見つけたり」という言葉が、武士道を端的に表す言葉として一般に認識されているが、この言葉が武士道をいかに誤解させているかを丁寧に説明している。
本書はNHKラジオの文化講座のテキストとして作成されたものに加筆修正を加えただけに非常に読みやすく、面白く読ませてもらった。