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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/04/25
- 出版社: 知泉書館
- サイズ:20cm/298,20p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86285-256-4
- 国内送料無料
紙の本
ザクセン人の事績
著者 コルヴァイのヴィドゥキント (著),三佐川 亮宏 (訳)
ドイツ中世史や中世文学研究の基本文献。オットー朝とザクセン民族の協調の歴史をもとに、神と直結した神寵王権が国外の蛮族との戦争や国内の内乱の鎮圧を通じて、「平和と協調」を実...
ザクセン人の事績
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商品説明
ドイツ中世史や中世文学研究の基本文献。オットー朝とザクセン民族の協調の歴史をもとに、神と直結した神寵王権が国外の蛮族との戦争や国内の内乱の鎮圧を通じて、「平和と協調」を実現していくプロセスを詳細に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
オットー朝(919-1024年)の東フランク=ドイツ王国史の10世紀前半は,同時代史料が乏しく「歴史叙述者たちの欠如の故に暗黒の世紀」と呼ばれた。その中でフランク帝国において最もキリスト教化の遅れたザクセンの布教の前進基地,コルヴァイ修道院の修道僧ヴィドゥキントは,旧約聖書外典や古代ローマの古典文学の影響を受けつつ,羊皮紙の文字史料とさらに重要な情報源である口頭伝承を活用して本書を執筆した。
彼の筆致は,悪智恵の限りを尽くした陰謀の舞台裏,あるいは英雄たちへの熱烈な讃辞や,勇敢な男たちが死闘を繰り広げる血生臭い戦場の写実的で叙事詩的な描写で躍動する。本書が歴史史料に留まらず「文学作品」として広くドイツ人の間で愛読されてきた理由であった。
オットー朝とザクセン民族の理想的・調和的協調の歴史を,異教的・戦士的エートスからキリスト教的救済史への変遷として捉え,神と直結した神寵王権が国外の蛮族との戦争や国内の内乱の鎮圧を通じて,「平和と協調」を実現していくプロセスが詳細に描かれる。当代の集団的記憶と支配観念との関係を分析する上でも好適な史料であり,中世史や中世文学研究にとっての基本文献である。【商品解説】
目次
- 凡例
- 第一巻
- 皇女マティルデ殿下への第一巻の序文が始まる
- 1章 著者は本書以外にも既に他の書物を執筆していること
- 2章 ザクセン人の起源についての幾多の人々の異なれる見解
- 3章 彼らが船でハーデルンと呼ばれる地に到来したこと
- 4章 テューリンゲン人が彼らの到着を快く思わず,彼らと戦ったこと
- 5章 一人の若者がいかにして黄金で土地を獲得したか
- 6章 テューリンゲン人がザクセン人の約束違反を訴えたが,ザクセン人が勝利したこと
著者紹介
コルヴァイのヴィドゥキント
- 略歴
- 〈コルヴァイのヴィドゥキント〉コルヴァイ修道院の修道僧。
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