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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/06/25
  • 出版社: 洛北出版
  • サイズ:19cm/505p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-903127-26-2

紙の本

飯場へ 暮らしと仕事を記録する

著者 渡辺 拓也 (著)

飯場の暮らしと仕事のありようを、著者の飯場体験にもとづいて詳しく描きだす。また、飯場の一人ひとりの労働者の言動に注目し、仲間意識の強い飯場労働者たちの間で起こる排除の実態...

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飯場へ 暮らしと仕事を記録する

税込 2,860 26pt

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商品説明

飯場の暮らしと仕事のありようを、著者の飯場体験にもとづいて詳しく描きだす。また、飯場の一人ひとりの労働者の言動に注目し、仲間意識の強い飯場労働者たちの間で起こる排除の実態とそのメカニズムなどについて考える。【「TRC MARC」の商品解説】

仕事ができない自分が、悪いのか?
それとも、アイツが、ダメなのか?

―― 他人と「共に働く」ことの、喜びと違和。
―― 共同性を育む、他人への信頼と期待。

   * * *

 「生産性を上げろ」という過酷な要求、上からの理不尽な圧迫と合理化、職場内の不当な排除行為。
 職場の共同性は、どんどん切りつめられ、現場は、ささくれだっていく。

 私たちは、この状況を、どのように押し返していけばよいのだろうか?

 本書は、飯場の一人ひとりの労働者が置かれた関係性に注目し、この問いに、真摯に迫っている。

 飯場とは、多くの労働者にとって、一時的な滞在場所であり、滞在期間に長い短いはあっても、入る時には出ることが念頭にあるといってよい。

 では、いったい、どういうルートで飯場に入るのだろうか。
 どんな労働条件で仕事(主に建設労働)をしていくのだろうか。
 どういった暮らしをおくることになるのか。
 どのような人たちと出会い、そして……、飯場を出て行くのだろうか。

 飯場で出会った一人ひとりの労働者たち――。すなわち、赤木さん、浅井さん、有村さん、磯村さん、井上さん、武(ウー)くん、上山さん、江口さん、遠藤さん、太田さん、大塚さん、小川さん、奥野さん、柿田さん、片桐さん、門脇さん、亀田さん、苅田くん、川野さん、川端さん、岸川さん、木戸さん、倉田さん、黒田さん、小池さん、孔(コウ)くん、小宮さん、斉藤さん、桜井くん、重岡さん、篠田さん、篠原さん、志村さん、江(ジャン)くん、白井さん、白木さん、杉浦さん、杉森さん、須藤さん、角谷さん、高田さん、高橋さん、田村さん、湯(タン)くん、坪井さん、鶴田さん、寺岡さん、富樫さん、中居さん、中野さん、中村さん、中山さん、野中さん、野村さん、羽田さん、濱田さん、原口さん、東野さん、平田さん、深川さん、藤田さん、正木さん、増田さん、松川さん、松本さん、水野さん、三田さん、森さん、保田さん、山野井さん、横溝さん……。

 著者=「僕」は、かれらと共に働きながら、その一人ひとりの言動に視線をそそぐ。
 かれらにある、一瞬の繊細な気配り、隠された冷やかさ、見返りを求めない手助け、耐えがたい混乱、息を飲む率直さ、抑えがたい苛立ち……。これら一人ひとりの言動が、共に働く現場において、固有の関係性を紡ぎあげている。この関係性を「理解」するために、「僕」は、体験を記録し、その意味に気づき、そして考察を、厚く、重ねていく。

 この本は、まずは、飯場の暮らしと仕事のありようを、著者=「僕」の飯場体験にもとづいて、「僕」の視点(身体を通した経験)から、くわしく描きだす。つづいて、この飯場体験の「記録」をふまえ、不当な排除がおこなわれる過程と仕組みについて、精巧に考え抜いていく。

 それぞれの職場で働く一人ひと…【商品解説】

目次

  • ◆ はじめに ――――
  •  ・ フィールドワークの始まり
  •  ・ 初めてのフィールドワークの顛末〔てんまつ〕
  •  ・ 寄せ場〔よせば〕の変容と飯場への注目
  •  ・ 用語について ─― 飯場労働者、使用者
  •  ・ 実際に行なった調査の概要〔がいよう〕
  •  ・ この本の構成
  • ◆ 第1章 ――――
  • 人夫出し飯場のエスノグラフィー

著者紹介

渡辺 拓也

略歴
〈渡辺拓也〉1979年山口県生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科で博士(文学)の学位を取得。同大学院都市文化研究センター研究員、特定非営利活動法人社会理論・動態研究所研究員。専門は労働社会学。

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評価内訳

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紙の本

なかなかの労作

2019/02/02 23:34

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投稿者:シリンドリカル - この投稿者のレビュー一覧を見る

いままでありそうで無かった、飯場における労働者同士の関係性に迫った本。飯場への潜入ルポ的なものはいくつもあるが、本来対等であるべき労働者の間で上下関係が出来てしまう、もしくは懸命に手を動かしても「怠け者」呼ばわりされてしまう原因を著者は実際の飯場での労働と詳細な記録によってあぶり出して行く。そこには、教育現場における「いじめ」がなぜ生じるのかといった問題にも通じるものがあると感じる。ただ、惜しむらくは希求対象が曖昧な部分があり、誰に読ませるために書いたものかいまひとつわかり辛い点が見受けられる。だが、これは経験によって補える部分でもあり、著者の今後に期待するものである。

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2017/09/16 07:45

投稿元:ブクログ

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2018/07/17 22:22

投稿元:ブクログ

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