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江戸の瓦版 庶民を熱狂させたメディアの正体 (歴史新書y)
著者 森田健司 (著)
心中、敵討、火事、地震…。江戸庶民を夢中にさせた「瓦版」は、江戸市中の事件の真相を知らせる非合法出版物だった。実物の瓦版を材料に、その実像と魅力に迫る。ニュースサイト『T...
江戸の瓦版 庶民を熱狂させたメディアの正体 (歴史新書y)
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商品説明
心中、敵討、火事、地震…。江戸庶民を夢中にさせた「瓦版」は、江戸市中の事件の真相を知らせる非合法出版物だった。実物の瓦版を材料に、その実像と魅力に迫る。ニュースサイト『THE PAGE』連載をもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
市井の人々の間にニュースを伝える印刷物の代表として、「瓦版」の名前は現代にも残っている。しかし、瓦版の名称が実際に使われたのは幕末の間際、それも5年ほどのことであったことなどをはじめ、その実像には知られざる部分が多くある。本企画は、著者所蔵の膨大な瓦版コレクションをもとに、いかに庶民の間で読まれたかを踏まえ、瓦版のありようにせまるものである。【本の内容】
瓦版の名称が実際に使われたのは幕末5年ほどのことであった。いかに庶民の間で読まれたかを踏まえ瓦版のありようにせまる。【本の内容】
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瓦版は欠かすことのできない娯楽だった
2024/04/21 08:56
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
予想以上に面白かったです。瓦版の歴史を通して、学校では教えられない異色の江戸庶民文化史。時代劇ではお馴染みの瓦版ですが、非合法出版物とは知りませんでした。したがって、売り子も顔を隠して売り捌いていたとのこと。そしてネタ元は何と飛脚。走る情報屋だったようです。江戸末期の代表的なネタは、黒船来航、敵討もの、心中もの、安政江戸地震、火事、鳥羽伏見の戦い等々。毎日を懸命に生きていた庶民にとって、瓦版は欠かすことのできない娯楽だったとのこと。大変勉強になりました。