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  • 発売日:2017/07/31
  • 出版社: 株式会社博進堂
  • サイズ:A5版/112ページ
  • ISBN:978-4-938137-12-0

紙の本

【オンデマンドブック】場の研究所文庫VOL.1 転換期を生きる君へ (場の研究所文庫)

著者 清水博(著者)

私は東京の原宿にあった金沢工業大学の場の研究所に勤めていた。今から数年前のことであるが、当時、日本はバブル経済の後遺症に苦しんで、発展の道をまだ探しかねていた。日本の前途...

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【オンデマンドブック】場の研究所文庫VOL.1 転換期を生きる君へ (場の研究所文庫)

税込 990 9pt

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商品説明

私は東京の原宿にあった金沢工業大学の場の研究所に勤めていた。今から数年前のことであるが、当時、日本はバブル経済の後遺症に苦しんで、発展の道をまだ探しかねていた。日本の前途が不明であると言うことを反映してか、前途を見失った多くの若者が苦悩していた。その頃、研究所のすぐ近くにある竹下通りは、日本の現実とはかけ離れて、いつも妙に軽くて明るい若者で溢れていた。それらの若者はそれぞれそれなりに着飾っていたが、精神的な空虚感を感じることが多く、苦悩する若者像とは異質なことが何か異常な感じを私に与えていたのである。しかし彼らは日本人全体の精神の空虚感を誰にも分かる形で表現してくれているのかも知れなかった。若者たちの前途に、世界の先進国に類を見ないほどの借金を残し、そして年金制度を実質的に崩壊させて去っていく日本の現世代こそは、まさに自分たちの欲望を充足させることに夢中で、若者たちのことをほとんど何も自分ごととして考えていないのではないかという気がしてならない。私はこのような日本の未来が心配になり、私なりに残せるものを若者たちに残したいと考えてきた。それが日本の文化の核心である場の文化を、これからの国際社会で活用できるように発展させて、若者に動態の形で残すということであった。このような努力の過程で、若者たちにこの転換期の混迷を如何に生きるかを話しかけたいという気持ちが高まって、私は「転換期を生きる君へ」という一文を書いた。しかし私は若者たちばかりでなく、本当は現世代にも訴えたいと思って書いたのであった。金沢工業大学の場の研究所は、大学の教育改革の嵐の中で本年十二月をもって十数年の歴史を閉ることとなった。その準備として、私が過去に書いた物を整理しているうちに、「転換期を生きる君へ」のことが思い出されて、それを若い人々に読んでみてもらったところ、評判が良かったために、その一部を抜粋して整理し、私たちの活動の場であった場のアカデミーの解散に際して催される記念の会に出席される参加者に贈ることとしたのである。なお本書の補遺は、元の原稿の第一章のための注として付けられた文であったが、それぞれ独立性が強く、またそれなりに分かるという感想を受けたので、全体の後ろに回して、補遺としたのである。元の原稿の発見と本書の出現に寄与された高野久美子さん、博進堂会長の清水美知夫氏および社員の皆様に心からお礼を申し上げる。また長年にわたる金沢工業大学のご支援に篤く感謝申し上げる次第である。
平成 16年 9月麹町にて
清水博【本の内容】

著者紹介

清水博(著者)

略歴
1932年生まれ。東京大学医学部薬学科を卒業後、九州大学理学部教授などを経て、東京大学薬学部教授。
1993年、東京大学を退官し、金沢工業大学情報工学科教授として「場の研究所」を設立。同所長。東京大学名誉教授。研究は、場と〈いのち〉の述語的関係論。
著書に『生命を捉えなおす』(中公新書、 1990 )、『生命知としての場の論理』(中公新書1996)、『生命と場所』(NTT出版、1999)、『場の思想』(東京大学出版会、 2003 、新装版2014 )、『コペルニクスの鏡』(平凡社、 2012)、『近代文明からの転回』(晃洋書房、 2013 )、『〈いのち〉 の普遍学』(春秋社、2013)、『〈いのち〉の自己組織』(東京大学出版会、2016)などがある。

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