- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/10/31
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/332p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-220792-8
読割 50
紙の本
日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか (叢書東アジアの近現代史)
著者 池内敏 (著)
日中韓を中心とする東アジアの問題を歴史から問い直す叢書。江戸時代の日朝関係史を中心に16世紀末〜20世紀初頭の時期を対象として、日本人の朝鮮観がどのように現れ、推移してき...
日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか (叢書東アジアの近現代史)
叢書 東アジアの近現代史 第3巻 日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか
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商品説明
日中韓を中心とする東アジアの問題を歴史から問い直す叢書。江戸時代の日朝関係史を中心に16世紀末〜20世紀初頭の時期を対象として、日本人の朝鮮観がどのように現れ、推移してきたかをオムニバス形式で叙述する。【「TRC MARC」の商品解説】
秀吉の朝鮮出兵から近代まで、日本と朝鮮の交流と衝突。「元禄竹島一件」とよばれる江戸期の事件はどのように近代にまで影響を与えたか。朝鮮通信使と漂流民など、鎖国と日朝関係、そして近代の植民地時代まで。日本人の朝鮮観と日朝関係を、歴史学の成果を駆使して描く。
近代における日本と朝鮮半島は、日本の植民地化、そして敗戦、朝鮮戦争と続く歴史のうちに、複雑な関係を形成してきました。
それについては、『朝鮮半島のナショナリズム』と題して、本叢書第4巻で、詳述します。
本巻は、それでは、近世から近代にかけて、日朝の関係はどうだったのか。そして、日本人は、どのように朝鮮観を形成していったのか。
始まりは、ここでも、豊臣秀吉の朝鮮出兵に求められます。
そして、『鎖国」下で、日朝はどのように交流していたのか。
朝鮮通信使の往来は有名ですが、船舶の漂流による漂流民の扱いをめぐっても、交流していました。
そのような歴史の中で、「竹島」の問題が浮上します。「竹島」は、歴史から明らかになることが極めて多いのです。
また、近代日本の朝鮮人蔑視という問題もあります。
近世、近代を通して、日朝関係史だからこそ、明確に理解できる問題の本質を明らかにしていきます。【商品解説】
目次
- 大君の外交/「武威」の国/元禄竹島一件/漂流と送還/出身地を詐称する漂流民/十九世紀の鬱陵島海域/竹島の日本領編入/韓国皇太子の鳥取訪問前後 他
著者紹介
池内敏
- 略歴
- 〈池内敏〉1958年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。名古屋大学教授。専攻は、日本近世史、近世日朝関係史。著書に「近世日本と朝鮮漂流民」など。
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