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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/09/07
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/320p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-03167-8

紙の本

ディレクターズ・カット

著者 歌野晶午 (著)

報道ワイド番組の人気コーナーで紹介される、若者たちの無分別な行動は、有能な突撃ディレクターのやらせだった。それを知らないネクラな若い美容師が若者たちと交錯し、殺人鬼へと変...

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ディレクターズ・カット

税込 1,760 16pt

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商品説明

報道ワイド番組の人気コーナーで紹介される、若者たちの無分別な行動は、有能な突撃ディレクターのやらせだった。それを知らないネクラな若い美容師が若者たちと交錯し、殺人鬼へと変貌する…。『小説幻冬』連載を加筆・修正。〔「明日なき暴走」(幻冬舎文庫 2020年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

大ベストセラー『葉桜の季節に君を想うということ』で読者の度肝を抜いた、本格ミステリの名手が仕掛ける驚愕の傑作クライムサスペンス!

テレビのワイド情報番組の人気コーナー「明日なき暴走」で紹介された、若者たちが繰り返す無軌道、無分別な言動・行動が、じつは下請け番組制作会社の有能な突撃ディレクター仕込みのやらせだとわかったとき、無口で不器用かつネクラな若い美容師が殺人鬼へと変貌する。さらに視聴率アップを狙うディレクター自身が加速度的暴走を開始。静かなる殺人鬼は凶行を重ねる。警察の裏をかいて事件を収拾し、しかもそれを映像に収めようとするディレクターの思惑どおり生中継の現場に連続殺人鬼は現れるのか!? ラスト大大大どんでん返しの真実と、人間の業に、読者は慄然とし衝撃に言葉を失う!【本の内容】

著者紹介

歌野晶午

略歴
〈歌野晶午〉「長い家の殺人」でデビュー。「葉桜の季節に君を想うということ」で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞、「密室殺人ゲーム2.0」で2度目となる本格ミステリ大賞を受賞。

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評価内訳

紙の本

読み始めたらとまらない

2020/04/30 20:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんどんストーリーに吸い込まれるかのようにページをめくる手が止まらなくなった。
帯に『ラスト大大大どんでん返しの真実』とあるので、こういった系統のミステリをよく読む人にはすぐ犯人は予想できてしまうのだけど、それでも面白かった!
テレビ人間の業は恐ろしい。でも視聴者が求めているものを届けようとしているからそうなのかも。
でも自分の命と報道を天秤にかけたとき、ふつうなら…と思ってしまう。
テレビマンの宿命なのか。

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