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紙の本
大江健三郎全小説 4
著者 大江健三郎 (著)
ノーベル文学賞作家・大江健三郎の小説群を、詳しい解説を付して編集した全集決定版。4は、早世した父を主題とした「父よ、あなたはどこへ行くのか」「みずから我が涙をぬぐいたまう...
大江健三郎全小説 4
大江健三郎全小説 第4巻
紙の本 |
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- 税込価格:93,940円(854pt)
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商品説明
ノーベル文学賞作家・大江健三郎の小説群を、詳しい解説を付して編集した全集決定版。4は、早世した父を主題とした「父よ、あなたはどこへ行くのか」「みずから我が涙をぬぐいたまう日」など全9編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
「今度の中篇集で、癌か狂気してか死の床にある男が、子供のころ父親と加わった、天皇の名のもとの反乱を再現しようとする。また、月への打ち上げを恐怖して、宇宙船基地を逃げた男が、現人神(アラヒトガミ)に救われることを夢みる・・・・・これらの、自由をおしつぶされる悲鳴と救済をもとめる叫び声を、時にはユーモラスにあげている男たちが、僕にとっての「同時代」なのです(著者・『みずから我が涙をぬぐいたまう日』)
【収録作品】
走れ、走りつづけよ/生け贄男は必要か/狩猟で暮らしたわれらの先祖/核時代の森の隠遁者/父よ、あなたはどこへ行くのか?/われらの狂気を生き延びる道を教えよ/みずから我が涙をぬぐいたまう日/月の男(ムーン・マン)/水死
──父と天皇制【商品解説】
収録作品一覧
走れ、走りつづけよ | 7−42 | |
---|---|---|
生け贄男は必要か | 43−72 | |
狩猟で暮したわれらの先祖 | 73−125 |
著者紹介
大江健三郎
- 略歴
- 大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。
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朴裕河による解説もあり
2024/01/31 20:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノーベル文学賞をも受賞した、
戦後日本文壇を代表する作家による
生前最後の作品集の電子書籍版です。
第四巻の収録作品は、
生け贄男は必要か、核時代の森の隠遁者、
われらの狂気を生き延びる道を教えよ、
月の男、水死、など。
紙の本
朴裕河による解説も
2024/01/31 20:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノーベル文学賞をも受賞した、
戦後日本文壇を代表する作家による
生前最後の小説作品集です。
第四巻の収録作品は、
生け贄男は必要か、核時代の森の隠遁者、
われらの狂気を生き延びる道を教えよ、
月の男、水死、などなど。