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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/10/24
- 出版社: 共立出版
- サイズ:26cm/200p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-320-05785-2
- 国内送料無料
紙の本
アーキア生物学
著者 日本Archaea研究会 (監修),石野 良純 (編著),跡見 晴幸 (編著)
アーキアの生態、細胞構造、含まれる生体高分子、遺伝情報維持と伝達、物質変換などの細胞内代謝、バイオテクノロジーとの関連について、現役の研究者らが解説。極限環境下での生命活...
アーキア生物学
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商品説明
アーキアの生態、細胞構造、含まれる生体高分子、遺伝情報維持と伝達、物質変換などの細胞内代謝、バイオテクノロジーとの関連について、現役の研究者らが解説。極限環境下での生命活動のしくみも解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
1977年にアーキアが進化的に細菌とも真核生物とも異なる生物であることが提唱されてから40年が過ぎる。今日,生物をアーキア,バクテリア,ユーカリアの三つに分類する3ドメイン説は広く認められ,高校生物の教科書にも記載されるようになった。本書は日本語で書かれたアーキアの教科書としては,1998年に刊行された『古細菌の生物学』(東京大学出版会)以来のもので,この間に我々のアーキアに対する理解は大幅に進んだ。
本書は,アーキアという生物について,その生態,細胞構造,含まれる生体高分子,遺伝情報維持と伝達,物質変換などの細胞内代謝,そしてバイオテクノロジーとの関連について,おもに日本Archaea研究会で活動している,それぞれの内容を専門とする現役のアーキア研究者が執筆しているので,日進月歩であるアーキア研究の最先端の内容まで含んだものとなっている。アーキアを専門としない読者でも,アーキアについての最新情報までを包括的に理解できる,わが国唯一の教科書といえる。
アーキアを理解すること,そしてアーキアをバクテリア,ユーカリアと比較することが,生命の進化や細胞の成り立ちの原理を理解することにつながっていく。また多くのアーキアが地球上の極限環境下で生息するので,極限環境下での生命活動のしくみの解明もたいへん興味深いものである。【商品解説】
目次
- 第1章 アーキア研究の歴史と展開
- 1.1 原核生物内での深い進化系統分岐の発見から三つの生物ドメインの概念へ
- 1.2 アーキアとユーカリアの驚くべき類似性
- 1.3 ゲノム解析はアーキア研究を加速,拡大させた
- 1.4 アーキア細胞表面の特徴
- 1.5 アーキアとウイルスの世界
- 1.6 拡張するアーキアの世界
- 1.7 先駆者たちの遺産から発展へ
- コラム:アーキア―その夜明けのころ
- 文 献
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