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商品説明
ダークでフェティッシュでアヴァンギャルド。異型の写真家による戦慄の作品集。2013〜2015年頃制作の、花とヌードをモチーフにした作品を収録する。「D.P Collage Series」も同時刊行。【「TRC MARC」の商品解説】
ダークで フェティッシュで アヴァンギャルド
――異型の写真家による戦慄の作品集
「Flowers and Nudes」「D. P Collage Series」、2冊同時発売!
透き通るような静けさをまとう、ヌードと花。
進化し続ける孤高のアーティストの「今」が詰まった、最新写真集!
A4サイズの豪華版です!
谷敦志には、生活も作品も型にはまることなく自然の中でのたれ死ぬようにしてこの世を去った、尾崎放哉や種田山頭火を思わせる、無頼の求道者めいたところがある。
谷が放哉や山頭火のように自らの執着を道連れにした「旅」を続け、進化し続けていったとしたら、私たちはいつか、この世のものとは思えないような凄まじくも美しいクリエイションを目にすることができるのかもしれないと思う。
この「Flowers and Nudes」は谷敦志が創作という旅の中でさしかかった一つの地点を指し示す貴重な記録なのだと思う。
――三島太郎(プロデューサー)
ここに写し出された裸体の多くは、ビニルやベール越しであることに加え、多重露出で写されることにより、存在感が希薄になっている点が印象的である。
まるでその姿は亡霊のようではないか。
そして、谷のタナトスへの希求がもっとも率直に表現されたのが、花のシリーズだと言えるのではないか。
死の影が忍び寄り始めたその瞬間――つまり、この世とあの世の両方に足をかけた状態で、次第にあの世の方へ身を傾かせ始めた瞬間がそこにあり、その瞬間にこそ至高の美があると、谷の写真は訴えかけてくるのである。
ここに収録されたヌード写真と花の写真はいずれも、谷からの、シンプルだがそれゆえ巧みな、タナトスの境地への招待状なのである。
――沙月樹京(美術評論)【商品解説】
著者紹介
谷 敦志
- 略歴
- 谷敦志
写真家・ビジュアルアーティスト。
1989年頃から写真制作を始め、ダーク&ゴシックなテイストの写真作品が「BURST」「DUNE」「夜想」「トーキングヘッズ叢書」などの雑誌に掲載され、好評を博す。
2008 年にはフランス語圏内で高い人気を誇るアーティスト、ミレーヌ・ファルメールからのオファーにより、アルバム「PointdeSuture」のジャケット・ブックレットの撮影を担当した。
現在は日本国内に加えてアジア、ヨーロッパでの展示を中心に活動。書籍やCD ジャケットのビジュアル制作、演劇、舞台、ミュージカルの宣伝写真なども多く手掛ける。
谷の作品はヌードをはじめとする人体・花・レンズ・手術器具などのオブジェ・カーテン・ベールなどを素材とし、独自の感性と解釈によって再構築したシュルレアリスム的なビジュアルに特徴があるが、和洋の文芸作品にインスパイアされた耽美的な作品から過激なコラージュを施した実験的な作品までその幅は広く、見る者に常に新しい驚きを与え続けている。
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