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紙の本
こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする (講談社選書メチエ)
著者 計見一雄 (著)
スキゾフレニア(統合失調症)は伝統的に理性の病とされてきた。さらに魂の崩壊とも見られたこの病気の根底にあるものは何か。豊富な経験を持つ精神科医が、この病気の本態を見極め、...
こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする (講談社選書メチエ)
こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする
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商品説明
スキゾフレニア(統合失調症)は伝統的に理性の病とされてきた。さらに魂の崩壊とも見られたこの病気の根底にあるものは何か。豊富な経験を持つ精神科医が、この病気の本態を見極め、ヒトの心的傾向を総覧する。【「TRC MARC」の商品解説】
精神科医としての50年を統合失調症の治療に当たってきた著者が、それは俗に言われるように「正常」と断絶された「狂気」とされるものなのか、あるいは治療法のある「症状」なのかを問題意識としながら、この病気の本態を語り尽くす。「現実の否認」「現在の消失」「心的エネルギーの回路づけの不具合」「昏迷」など、この病の特徴と心の働き方の傾向の関連を見極める。
かつては精神分裂病と呼ばれ、今では統合失調症と名称変更された病気「スキゾフレニア」。精神科医としての50年をこの病気の治療に当たってきた著者が、それは俗に言われるように「正常」と断絶された「狂気」とされるものなのか、あるいは治療法のある「症状」なのかを問題意識としながら、この病気の本態を語り尽くす。
また、この病気に見られる「現実の否認」「現在の消失」「心的エネルギーの回路づけの不具合」「昏迷」などの特徴が、ヒトの心的特性の極端化であり、時代の精神的風潮とも繋がっていることに射程を拡げていく。
自らを「内臓の医者」と称する精神科医が見極めた、病の本態と人間の心の働き方。【商品解説】
目次
- 第1章 「スキゾフレニア」の履歴
- 第2章 始まりの不具合
- 第3章 奇妙な世界に入り込んで……
- 第4章 運動・思考が停止する!
- 第5章 「現実」の変容より「現在」の喪失の方が重い病
- 第6章 フィールドへ出よ
- 第7章 身の内にうごめくもの、その否認
- 第8章 眼も耳も嘘をつく――修正するのはアクション
- 第9章 脱施設化再考――終わっていない課題
- 第10章 心を概念化するメカニズム――メタファー経由の理解
著者紹介
計見一雄
- 略歴
- 〈計見一雄〉1939年生まれ。千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉県精神科医療センター名誉センター長。公徳会佐藤病院顧問。精神科救急医療分野の開拓者。著書に「脳と人間」「戦争する脳」など。
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