おはなしだいすき （くまのがっこうおでかけブック）

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マクドナルドのハッピーセットの絵本をまとめた「おでかけブック」シリーズの1冊。
ソフトクリーム・スイカ・海がテーマの3種類の短いストーリーが楽しめる。
薄くて小型の絵本で持ち歩きにもピッタリ。

【ママ評価】★★★
くまのがっこうシリーズ好きの母。
『ジャッキーのしあわせ』と同じような色で、緑と濃いピンクがほぼ同じ色合い。
絵本シリーズと同じといえばいいけど、新しい絵本の新鮮さが全然ない。
作者はこの色にハマってるんだなあ、という感じがする。
正直、絵が汚くて残念。
絵本シリーズよりも色の塗りや重なりが汚いし、色が濃いからか透明感がないというか。
個人的にくまのがっこうシリーズの中期あたりの透明感がある絵が好きなので、ベッタリしていてより汚く見えてしまうような。
絵自体も線が丁寧ではないというか、ジャッキーたちの輪郭もちょっとガタついてるというか。
ジャッキーが下向いた顔とか「これ、描き直さなくて良かったの？」と思ってしまった。
クジラはカバに見えた。
あと、くまのがっこうシリーズを通してキャラクター感が強くなってるのが感じられる。
おにいちゃんたちの顔が整ってきているし、登場する動物ひとつひとつに名前をつけたがる。
ジャッキーをキャラクターとして売っていると思うので良いけど、純粋に絵本として楽しむには要らない情報が多いような。
くまのがっこうシリーズが好きだからこそ、細かいところがいろいろ気になってしまう。

【息子評価】★★★
くまのがっこう好きの息子の割には、あまり反応が良くなく。
食べ物がテーマの絵本は基本的に食いつきが良いので、ソフトクリームやスイカに反応するかと思ったけど、そこまで反応せず。
くまのがっこうシリーズの絵本と比べて、全然盛り上がらなかった。
いつもはジャッキーのあれやこれやに反応したり、何度も読みたがったりするのになあ、という感じ。
勝手な推測だけど、ジャッキー以外の背景の色合いが濃いから、ジャッキーに目がいきにくいような気がする。
木の緑・水の青・テントの赤…かなり強い色合いなので、ジャッキーが負けている。
背景と登場人物の色のバランスが微妙なところにも、息子の反応の悪さの理由があるような気がした。
2歳6ヶ月