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商品説明
検査データを的確に解釈する力を身につけよう。「RCPC」の技法を用いた、現場で本当に使える検査力を養うレッスンを収録する。検査結果を正しく理解し、有効に利用するために役立つ事項も紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
●専門医だから教えられる検査値の読み方、異常値・パニック値の判断のコツ
●ケーススタディ形式だから、ずらっと並んだ検査項目を関連づけて読み解くスキルが身につく
●全医療者向け。疾患の鑑別、薬の効果・副作用の判断、患者アセスメントの質が上がる
「ALTが高いから肝臓が悪そう」「BUNが高いから腎障害」…そんな通り一遍の見かたをしていませんか? 現場で必要なのは、複数の検査値を関連づけてとらえ、異常値のメカニズムから疾患を推測し、鑑別のためさらに必要な検査を考える、といった総合的な“検査力”です。
本書はそうした検査値の読み方、異常値・パニック値の判断のコツを、臨床検査の専門医がわかりやすく解説。検査項目を列挙して説明する従来型の本とは違った、臨床直結型の読み方が身につきます。【商品解説】
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書店員レビュー
検査データは雄弁
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
検査値の見方・読み方の本は数あれど、本書が画期的なのは、ほぼ検査の結果だけで患者の病態を解析しようとする点だ。臨床面接や身体診察なしに臨床推論能力を鍛えるこの手法は、『RCPC』という確立された学習法。
臨床の現場で本当に必要とされる「検査力」が身に付く書籍として、発売以来好評の書籍だ。
多業種連携の医療現場においては、医師のみならず各医療スタッフに必要な「検査力」。ぜひ本書で培っていただきたい。
医学書担当 中村
紙の本
良書。すべての医師にお勧めできるかと。
2021/08/28 17:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Eternal Kaoru - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは本当に良い本です。医学生や研修医にはもちろんお勧めですが、どのレベルの医師でも得る所があると思います。
まず異常値が出るメカニズム(という教科書がありますが)に基づいて理詰めで説明されていますので、検査値異常から鑑別診断を挙げる力が身につきます。
第二に、初心者向けに書いてあるようですが意外に高度なことやピットフォールも書いてあり、ベテランでもこの本に書いてあるポイントのいくつかは取りこぼしていると思うので、知識のブラッシュアップに適すると思います。ベテランなら数時間で読めますし、読後からすぐに役立つ知識が得られる、あるいは雑然としていた知識が整理されるでしょう。
村上先生の筆致は大変素晴らしいので、この調子でもっと書き込んで頂いても良かったと思います。Lesson4は、この疾患では凝固は亢進しないので破砕赤血球が出る理由の説明が欲しかったですし、Lesson8はGGT正常、ALP軽度上昇からBasedow病を考える、というコメントがあるとなお良かったでしょう。p230の症例3はこの状況でCEAを測るのがそもそもナンセンスである(百歩譲って測るとしてもSCCやProGRPではないか)ことを指摘されればなお情報量が増えたかと思います。また、最後の方がやや駆け足気味になるのが残念。
今後も改訂され、実力養成書として長く出版されることを希望します。
紙の本
勉強になった
2019/01/13 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
各症例に基づいて検査値を読みながら、病態を解釈するコツを身に付けることが出来ます。新人の方などにおすすめ。