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仏教論争 「縁起」から本質を問う (ちくま新書)
著者 宮崎哲弥 (著)
仏教の始点にして中核と言い得る「縁起」なる法則。和辻哲郎、三枝充悳ら第一級の知識人、仏教学者が縁起を巡り繰り広げた論争を俎上に載せ、なぜ彼らが虚構を実体視する罠に陥ったか...
仏教論争 「縁起」から本質を問う (ちくま新書)
仏教論争 ──「縁起」から本質を問う
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商品説明
仏教の始点にして中核と言い得る「縁起」なる法則。和辻哲郎、三枝充悳ら第一級の知識人、仏教学者が縁起を巡り繰り広げた論争を俎上に載せ、なぜ彼らが虚構を実体視する罠に陥ったかを検証。縁起とは何かを浮かび上がらせる。【「TRC MARC」の商品解説】
和辻哲郎、三枝充悳といった知識人、仏教学者が繰り広げた、縁起をめぐる論争。犀利な分析で、仏教の根本を浮かび上がらせた渾身作!【本の内容】
著者紹介
宮崎哲弥
- 略歴
- 〈宮崎哲弥〉1962年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒業。テレビ、ラジオ、雑誌などを舞台に政治哲学、生命倫理、仏教論などを主軸とした評論活動を行う。共著に「ごまかさない仏教」など。
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結構、力作では?
2019/02/06 18:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ともクン - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮崎哲弥氏も、既に齢50台半ば。もはやポストモダンの若手サブカルチャ評論家ではなく、本格的な仏教研究者の様相が強くなってきた。頼もしい。仏教の核心の一つ、縁起についての過去の論争を紐解きながら、言葉を超えた仏教の意義を明らかにしてくれる。私には目からウロコの側面が確かにあった。仏教を真面目に考える人は読んだほうがよいのでは。同氏の近年の仏教関係の著作は、結構、真面目である。