レディローズは平民になりたい ３ 悪役令嬢リリアナの場合 （角川ビーンズ文庫）

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投稿者：toe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻を読むと、1,2のヒロインのレディローズが嫌いになってしまう…。
リリアナに焦点を当て、1,2巻と同じ事件の流れを繰り返すため、最初はセット購入したものの、読むのに気が進まなかったりしたのですが。いざ読み始めたら、一途にセス様を想うリリアナが愛しくなります。想えば想うほどに自分を追い込んでしまい、遂にはセス様のためにとゲームのシナリオの悪役の道に走ってしまう、そんな不器用さが魅力的です。
辛い場面が続くので、それが報われる、最終的に訪れる幸せがとても際立ちます。私はこの3巻が一番好きです。

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投稿者：しろさばさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

転生ものとしてはほかの作品とは全く違う珍しい作品で、転生チート活かして難事件を解決しまくったり無双したりは全く無く、驚くほど狭い範囲内で何も解決しないまま話が続いていき、１巻終盤あたりから読むのが苦痛になりサラ～っと流す感じでですがセット買いしてしまったため頑張って読み切りました。
何だか全てが抽象的で読後の印象はあまり良いとは・・・。恋愛要素は無く、個人の思想？みたいなものが延々と哲学書のような、宗教のような。疲れました。