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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2018/05/23
- 出版社: 大和書房
- サイズ:19cm/263p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-479-79653-4
読割 50
紙の本
エクスポネンシャル思考
著者 齋藤 和紀 (著)
テクノロジーが変える仕事のカタチと、それをうまく乗りこなしていく生き方とは。世界のトップリーダーたちの考え方の根底にあり、事業戦略そのものである「エクスポネンシャル思考」...
エクスポネンシャル思考
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商品説明
テクノロジーが変える仕事のカタチと、それをうまく乗りこなしていく生き方とは。世界のトップリーダーたちの考え方の根底にあり、事業戦略そのものである「エクスポネンシャル思考」を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
齋藤 和紀
- 略歴
- 〈齋藤和紀〉1974年生まれ。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。エクスポネンシャル・ジャパン共同代表、Spectee社CFO、iROBOTICS社CFO等。
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紙の本
テクノロジーとの融合が・・・
2019/01/26 13:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.新たに始まるコンピュータ時代
テクノロジー進化の複合的な帰結として、今ある仕事は間接的に「蒸発していく」。
加速し続けるテクノロジーの進化の射程圏内に一度捉えられてしまった瞬間から、同じ土俵で戦っていても人間は追いつけない。
シンギュラリティとは、国家や社会や生命というレベルを超えてテクノロジーが驚異的なスピードで無限の進化を始めるポイント。
エクスポネンシャル(指数関数的)な進化は、直線的な成長と比べ、急上昇を描く。
2.全産業が根こそぎ変わる時代の必須スキル
社会基盤や産業基盤に大きな変化をもたらすテクノロジーをエクスポネンシャルテクノロジーと呼び、それらの集合をメガトレンドという。
・ビッグデータ分析
・デジタル取引
・人工臓器
・携帯式分析機
・自動運転車
・遺伝子治療
・遺伝子編集動植物
・モジュール化
・再生可能エネルギー
・3Dプリンター
・4Dプリンター
・無人航空機
・サービスロボット
・知覚インターフェース
・センサー群
・スマート繊維・素材
・バーチャル・リアリティ
・拡張現実(AR)
・テレプレゼンス
・ナノ素材
・ナノ粒子
・量子コンピュータ
・感情コンピューティング
・ニューラルネットワーク
・群制御・群知能
・機械学習
・脳とコンピュータ結合
・シェアリング・エコノミー
ブロックチェーンは、国家等が管理できない非中央集権的な仕組みであり、コミュニティによって進化・分裂しているする。
国家や民主主義という社会の仕組みを破壊するのに最も近いところにいるテクノロジーである。
時代の傍観者であってはいけない。
3.エクスポネンシャル思考のフレームワーク
〇イノベーター・マインド
私達はオブザーバーではなく、理想とする未来を自ら作り出すイノベーターにならなければならない。
10倍を達成する方が、10%向上させるより簡単なことが多い。
ムーンショットとは、「それに続く全てをリセットしてしまう、ごく少数の大きなイノベーション」のこと。
掲げたムーンショットが組織の志となり、仲間を引きつけ、技術の集積につながり、投資を生む。
外的環境変動要因として、テクノロジーのもたらすインパクトを理解するエクスポネンシャルテクノロジー俯瞰力がないといけない。
4.新しい日本に必要な組織
志と資本で緩やかにつながる企業グループこそが未来のビジネスモデルの本質。
MTPと呼ばれる世界を対象とした「野心的な変革目標」を持つことが共通項。
今はエクスポネンシャルなテクノロジーがもたらす「ありふれるほど豊富」という状態を前提としたビジネスモデルを志向しなければならない時代だと言える。
5.どう人生を満たしていくか
これからの時代はキャリアにおいても高速で実験しつつ、早く失敗し修正を繰り返すことが必要。
ひとつの専門領域に特化すると、突然現れた隣のテクノロジーに破壊される。
新たな時代では、「個が野に放たれる」。
個のエンパワーメントは、テクノロジーによって各々できることが増えるだけでなく、テクノロジーによって周りと結び付き、周りの人の才能やモノを自由に使えることを意味する。
この先、モノそのものの価値に対する価値観も大きく変わる。
逆にそれらによって提供される経験や時間自体に価値が付くようになってきている。