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紙の本
パンセ 改版 (中公文庫)
著者 パスカル (著)
近代科学史に不滅の業績をあげたパスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何かを思索する。小林秀雄のエッセイ、前田陽一の解説...
パンセ 改版 (中公文庫)
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商品説明
近代科学史に不滅の業績をあげたパスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何かを思索する。小林秀雄のエッセイ、前田陽一の解説、年譜、重要語句索引、人名索引も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
近代科学史に不滅の業績をあげた不世出の天才パスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何かを追求した『パンセ』。時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録。パスカル研究の最高権威による全訳。年譜、重要語句索引、人名索引付き。〈巻末エッセイ〉小林秀雄【商品解説】
著者紹介
パスカル
- 略歴
- 一六二三―六二。フランスの数学者、物理学者、哲学者。幼少のころから数学に天分を発揮、16歳で『円錐曲線試論』を発表し世を驚嘆させる。「パスカルの原理」を発見するなど科学研究でも業績をあげる。後年は「プロヴァンシアル」の名で知られる書簡を通して、イエズス会の弛緩した道徳観を攻撃、一大センセーションをまきおこした。主力を注いだ著作『護教論』は完成を見ることなく、残されたその準備ノートが、死後『パンセ』として出版された。
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憎らしくも面白い人間探究の名著
2022/08/12 10:16
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投稿者:てん - この投稿者のレビュー一覧を見る
パスカルは、人間の卑しさを指摘しつつも、それが人間の本質であり正しいと言う。逆に、人間の卑しさを指摘して得意になっている人たちに、彼は容赦しない。この点がパスカルの憎らしいところであると同時に面白いところでもあると思う。