「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/08/15
- 出版社: 信濃毎日新聞社
- サイズ:19cm/215p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7840-7333-7
紙の本
満洲分村移民を拒否した村長 佐々木忠綱の生き方と信念 (信毎選書)
著者 大日方 悦夫 (著)
【地方出版文化功労賞奨励賞(第32回)】戦時中、信州・下伊那の山間に押し寄せた“満洲分村移民”の波。村長・佐々木忠綱はなぜ、「国策」を拒むことができたのか。史料や証言をも...
満洲分村移民を拒否した村長 佐々木忠綱の生き方と信念 (信毎選書)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【地方出版文化功労賞奨励賞(第32回)】戦時中、信州・下伊那の山間に押し寄せた“満洲分村移民”の波。村長・佐々木忠綱はなぜ、「国策」を拒むことができたのか。史料や証言をもとに、信念を貫いて村民を救った忠綱の人物像と行動の実態に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
戦前、「国策」として進められた中国東北部「満洲」への移民では、全国各地から32万余の移民者が海を渡った。終戦時の移住者27万人のうち約8万人は、二度と故国の土を踏むことはできなかった。長野県内でも、村や地域単位の「分村・分郷」移民によって全国最多の移民を送出したが、これを、自らの信念に基づいて拒否した村長がいた。下伊那郡大下条村(現・阿南町)の村長・佐々木忠綱。国策遂行を迫られた忠綱が下した決断は、もし進めていたら避けられなかった敗戦に伴う悲惨な犠牲から、多くの村民を救うことにつながった。
忠綱の存在と決断は徐々に知られてきたが、「拒否」という行動は記録に残りにくく、何が忠綱をそうさせたのか、また、具体的にどう行動したのか、実態はあまり知られてこなかった。本書では、忠綱本人や家族、周辺の貴重な証言や、役場に残る会議記録など、限られた史料を積み重ねることで「拒否」の実態に迫る一方、忠綱を動かした「学び」への強いこだわりや、それを起点とする地域の礎づくりなど、生き方や信念浮かび上がらせる。【商品解説】
目次
- 第1章 忠綱の原点――教育と医療への思い
- 第2章 自由大学で学ぶ―生涯の基軸
- 第3章 満洲移民とは――推進の背景・経緯と長野県
- 第4章 忠綱が見た満洲移民
- 第5章 分村移民を拒む――村長2回目での決心
- 第6章 教育と医療への情熱
- 第7章 満洲国の崩壊と忠綱の戦後
- 佐々木忠綱 略年譜
著者紹介
大日方 悦夫
- 略歴
- 1953(昭和28)年、長野県に生まれる。元長野県立高等学校長。現在、高校・専門学校で教える傍ら、地域の近現代史研究に従事。共著・論文は『幻ではなかった本土決戦』(高文研)『ソ満国境虎頭要塞』(青木書店)『戦争遺跡から学ぶ』(岩波新書)『長野県の歴史散歩』(山川出版社)『韓国と日本の交流の記憶』(白帝社)「長野軍政部に関する基礎研究」など。長野市在住。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む