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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
自己肯定感が高い子というのは、勉強や運動が苦手でも自信を持って楽しく人生歩んでいくことができそうなので、やってみた。
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内容が同じことの繰り返しで、それならもう少しコンパクトにまとめられるのになぁと思って読んでしまった。
最後のあとがきでまとままっているので、全体を把握できる。
・子どもの自己肯定感を高める必要な条件は
「キレない力」、「立ち直る力」、「自分の力を見る力」、「共感する力」
・プラス脳、マイナス脳。プラス脳を持てば、自己肯定感が高まり、失敗を恐れずに新しいことを試して、まわりの政界や人付き合いに心を開き、自分の内面を磨いていける。マイナス脳の状態になると、自己肯定感が低くなって、不安やおそれにとらわれ、まわりの世界を拒んで攻撃的になったり、心を閉ざしたりしがちになる。
・強い感情や本能をつかさどる原始的な「1階の脳」、複雑な思考や判断をつかさどる理性的な「2階の脳」
・「グリーン・ゾーン」心の状態が平穏である状態、
「レッドゾーン」「ブルーゾーン」に入ってしまった時の対処する方法
・自分の心を見る力、自分をフィールドにいる選手とスタンドいにいる観客の両方でとらえる
・プラス脳がもたらす効果 柔軟性、適応性、一貫性、活力、安定性
・子どもに必要な睡眠時間
1~2歳 11~14
他、メモ
・自分の運命を決めるのは自分
・ちょっとした一休みが持つパワー
・「共感」は他人のために自分を犠牲にすることではない
・逆説的だが、他の人の利益のために行動すれば、自分を大切にすることにもなる。
・親の思いやりが子どもに共感する力を教える。
・ごほうびシールだけが人生の目標ではない。
ごぼうびシール・・・優秀な成績、音楽の賞、スポーツの業績など
・子どもの自己肯定感を伸ばす親の特徴、8つ。
メモ
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最近は、心身ともにリラックスしている良いコンディションでいることの大事さをよく感じている。
不安な時、疲れている時、イライラしている時、自分のキャパシティが明らかに少なくなることを感じる。
良いコンディションの時に、自分の持てる力をしっかりと発揮できるし、多少つまずいてもすぐ立ち直れる。
この本では、その良いコンディションのことをグリーンゾーンと呼び、子供にとってグリーンゾーンを広げることの大切さを説いている。
例えば子供のかんしゃく。
これは、グリーンゾーンではなく、交感神経が優位になり闘争反応になってしまっている状態。(レッドゾーンと著書では呼ばれている)
レッドゾーンになってしまっている時、躾の言葉も届かない。
だからまず、グリーンゾーンに戻れるように寄り添う。
グリーンゾーンに戻ってから、冷静に振り返る。
親が感情的に怒ってしまう時、または感情的にクレーマーになってしまうとき、それは子のレッドゾーンに動揺し、自分もレッドゾーンになってしまっている時だ。
この本は子のグリーンゾーンについてだけではなく、親にとってのグリーンゾーンをも育てることを目的としている本だ。
グリーンゾーンを広げるための環境調整(睡眠や時間配分の方法)についても丁寧に書かれている。
自分のグリーンゾーンについて振り返る部分も設けられている。
実用的な良書。
この本を読んで、取り敢えずヨガでも始めてみようかなと思った。
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かんしゃくをおこすのは、感情と体を抑えたくないからではなく、抑えられないから。だから、説教をする前に感情と体のバランスを取り戻す手助けをしてあげる。
※そのためには、抱きしめてなだめ耳を傾けて共感し愛されているというつさ「つながり」をつくる。
とくかく、愛していること。つながりがあることを伝える。
親のする事は①グリーンゾーンに戻す手助け
②グリーンゾーンを広げる
そのために、グリーン、レッド、ブルーがあること。グリーン以外になった時の対処法をグリーン状態の時一緒に感じさせる。
子供の問題ある言動を、まだこれから育てるべきスキルがあることを伝えるチャンスと捉えてる。
すべての子供は、違っていて誰一人同じではない。だからこそその子に寄り添う。
明日からのアクションプラン
・子供との時間を大切にする。
・ごほうびシールを餌に頑張らせるのではなく、その気持ちを引き出すよう共に学びながら話をする。
・ブルーゾーンやレッドゾーンなどは親にもおこっている。まずは自分自身から、グリーンゾーンをいかす練習をする。
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リモートで子どもと向き合える時間を確保できるありがたさを痛感する。
話し続ける、聞き続けることの大事さを知りました
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ブルーゾーン、グリーンゾーン、レッドゾーンという心の状態の話が面白い。
ブルーは心を閉ざした状態。
レッドは激昂した状態。
グリーンが平穏な状態。
グリーンゾーンを広げていくような関わり方がだいじ。
その第一歩として、そういう心の状態があり、そのことを知っておくことがそもそも大事。
他のゾーンにいるときはグリーンに戻す手助けが大切。
親の関わり方として、クッションのように受け止めるか、背中を押すかは、その時の状況によってはんだんする。
1.気質、発達段階
2.問題の本質
3.どんなメッセージを伝えたいか
4.失敗を乗り越えるスキルをつけるには
まだ、できない、と言う
5.グリーンゾーンにもどり、広げるツールを与える
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子供や自分がどういう状況なのか、言葉の定義があるお陰で、客観的に状況を判断できるようになりそう。
今は、レッドゾーンだから、もう少し落ち着いてから話そう、心を落ち着かせてグリーンゾーンになるようにしよう、など、子供との会話をお互いがグリーンゾーンにいる状態で行う事を意識することで、ストレスのない会話ができるようになる。
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子供が成長するためには、グリーンゾーンからレッドゾーンもしくはブルーゾーンに入ったときに、戻る手伝いをしてあげることが大切。
子供は感情を抑えられないだけ、共感して、なだめて、一緒に解決策を考えて、ときには練習をして、自分でグリーンゾーンに戻れるようにする。グリーンゾーンを広げることが大切。
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成果主義の社会で、
子どもの自己肯定感は高まるの?
子どもの自己肯定感を高めるのに
必要なことは、
『毎日の子どもとのやりとり』が
一番大切!
自己肯定感から生まれるもの
①キレない力
②立ち直る力
③自分の心を見る力
④共感する力
これらは生涯、必要な力だと思います。
ご褒美シールがたくさん貰える子どもは、本当に幸せな人生を歩むことができる?
子どもの『成功』について深く考えさせられる一冊です。
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白地に黒文字、外国人の子供、よくある教育本の装丁で、あまり期待せずに読んだが、思いのほかしっかりした構成だった。
自己肯定感はどうしたら高められるのか。
本書では
・キレない力
・立ち直る力
・自分をみつめる力
・共感する力
の4つを高めることだという。
平常心をグリーンゾーン、
カッとなって怒りを爆発させる状態をレッドゾーン
逆に心身が麻痺してしまうような状態をブルーゾーンと呼び、自分が今どのゾーンにいるのか、客観的にみる訓練を日常的に繰り返す手法を説いている。
また、怒りや悲しみ、挫折など、親としては子どもに味わわせたくない感情こそが、立ち直る力を獲得するのに大切な経験であり、過剰に保護することなく、子どもの力を見極めて乗り越えさせていくことが大切だと指摘している。
日々の親子のやりとりからこうしたスキルを学んでいく。習い事や勉強などを頑張り、表面的な成功(高学歴など)を追い求めすぎて、こうした人間として本当に大切な自己肯定感を高めるスキルを身につける機会を失ってしまうことに警鐘をならしている。
言葉にすると簡単だけど、実践はとても難しい。
でも、わかりやすく取り組みやすい習い事や勉強にばかり目を向けがちな今の私にはとても刺さるものがあった。
これは子育てと書いてあるけれど、実はどんな人にも当てはめられる、普遍的な心の持ち方のスキルだと思う。親子関係の大切さを説いているから、毒親に育てられた人は良い親になれないのか?という疑問にも、4つの力を高める訓練をすることで、負の連鎖は断ち切れる、と断言しているのもとても良かった。
教育関係者、福祉関係者などにも役立ちそう。
この本の賛否が分かれているのは、即効性のある裏技的なものを期待して読む人が多いのかな、と推測。結局、子育てに裏技も抜け道もなく、忍耐強く、子供の個性に合わせた関わりを続けるほかない、ということ。
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レッド、グリーン、ブルー・ゾーン。
子がレッド、ブルー・ゾーンに入ったら親はグリーン・ゾーンに戻す手伝いをしてあげる。
その際、子と親の関係が重要。
無関心で感情面で子どもを置き去りにしてないか?
過保護になってないか?子どもと感情的につながって支えになりながら、別の人間でいられるスペースを与えている?
親自身がキレない力が重要。
睡眠足りてる?
運動出来てる?
ひとりの時間ある?
くつろげる時間ある?
子どもの問題のある振る舞いを、まだこれから育てるべきスキルがあることを伝えるコミュケーションと考える。
この視点を持てば、子どもがただ大騒ぎをして親が辛い目に遭わせているわけでなく、助けを必要として苦労していることが分かる。
立ち直る力を育てる方法
子どもが苦しんでいるときに自分がしっかりと守られている安心感を感じさせること。気に入らないふるまいをしたときでも、その子を守り、深く愛していることを伝える。子どもが混乱しているときには、なだめて落ち着かせてあげる。
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自己肯定感を高める子育て
ダニエルJシーゲル ティナペインブライソン
桐谷知未 訳 大和書房
【はじめに】
〜子どもの人生に絶対必要な4つの資質〜
「キレない力」「立ち直る力」 「自分の心を見る力」「共感する力」
【序章】
〜子どもに自己肯定感が必要な理由〜
・必要なのは、毎日の子どもとのやりとり
・自己肯定感を育てる=甘やかすではない
・子どもの感情に寄り添いながら、少し肩の力を抜くくらいがちょうどいい
・プラス脳の効果:柔軟性、適応性、一貫性、活力、安定性
・4つの力「キレない力」「立ち直る力」「自分の心を見る力」「共感する力」
【第1章】
自己肯定感を高める①「キレない力」
・自分を抑えられなければ学ぶ事ができない
↪︎一緒に気持ちを整え、後押ししてあげる
・癇癪を起こすのは感情と体を「抑えたくない」からではなく「抑えられない」から。
↪︎説教や話し合いの前に「抱き締めてなだめる」「耳を傾けて共感」「愛されてると感じさせる」→繋がりをつくること。
・子どもがわめくと同じように親がどなる
↪︎過剰な繋がりで完全に間違った反応
・自由な遊び=自己肯定感を育てる活動
・睡眠をたっぷり取らせる
【第2章】
自己肯定感を高める②「立ち直る力」
・グリーンゾーンへの戻り方を教える
(問題行動を取り除く事ではなく、次にもっとうまく対処するためのスキルを見つける)
・後押しとクッション
1.確かなきずなで安心感を与える
2.マインドサイトの使い方を教える
↪︎洞察、共感、統合
【第3章】
自己肯定感を高める③「自分の心を見る力」
・自分の心を見る力を育てるカギは「観察」
(自分の内面の世界で何が起こっているか)
・「ひと休み」がもつパワー
1.ネガティブをポジティブに変える視点
2.子どもに「赤い火山」の存在を意識
【第4章】
自己肯定感わ高める④「共感する力」
・共感する力のある人は、いら立ちや怒りを感じにくく、安易に決めつける事が少ない
・「今、この瞬間」の子どもに集中する
「共感の5つの面」①視点の取得②感情による共鳴③認知による共感④同情による共感⑤共感の喜び
・親の「思いやり」が子どもに「共感する力」を教える
・感情的自己中心性バイアス(EEB)
↪︎自分の世界の見方が、他の人の見方と似通っているはずだと思い込む。
1.子どもの共感レーダーを調整する
2.共感のことばを教える
3.関心の輪を広げる
・思いやりとは、他の人の苦しみを感じ取って、どうやって気分をよくしてあげたらいいかを考えてから、苦しみを減らすための行動を起こす事。
【終章】
「成功」とは何かー「自己肯定感に支えられた人生
・ごほうびシールは、子どもの最高の目標ではない。
・それぞれの子どもの個性を認めて尊重する
・最終的なゴールよりも過程を重んじる
1.親の望みを押し付けずに、子どもが自分の個性を生かして成長できるようにする。
2.子��もが豊かな人生を送るためのスキルと能力を養う機会を見逃さない。
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星の数の基準です。
☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。
☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。
☆3:そこそこ面白かったが、本棚に残すほどではない本。一応本棚に残しておいて、大掃除の時に売る本。
☆2: 一応最後まで読んだが、そこまで面白くなく得られることも少なかった本。すぐにブックオフに売る本。
☆1:読むに値しないと判断して途中で読むのをやめた本。この本に時間をかけるなら他のことをしたいと思える本。
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