「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/12/10
- 出版社: 日本聖書協会
- サイズ:19cm/1冊
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8202-1342-0
- 国内送料無料
紙の本
聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き
著者 日本聖書協会 (編著),日本聖書協会 (監修),日本聖書協会 (訳),日本聖書協会 (企画・原案)
カトリック、プロテスタント教会による「共同訳」の聖書。礼拝での朗読にふさわしい、格調高く美しい日本語訳。聖書全体に引照と注を付す。旧約聖書続編、カラー聖書地図、143語の...
聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
カトリック、プロテスタント教会による「共同訳」の聖書。礼拝での朗読にふさわしい、格調高く美しい日本語訳。聖書全体に引照と注を付す。旧約聖書続編、カラー聖書地図、143語の用語解説も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
次世代の標準となる日本語訳聖書を目指した新しい翻訳、「聖書協会共同訳」。実質約9年の翻訳期間を経て2018年12月に発行。1987年発行の新共同訳に続き今回も、カトリックとプロテスタント諸教会の支援と協力による共同の翻訳事業です。そして聖書協会世界連盟(UBS: United Bible Societies)という世界最大の聖書翻訳のネットワークによる研究成果と、国内の優秀な聖書学者・日本語の専門家によって翻訳されました。
●初刷は発売記念価格となります。
『聖書 聖書協会共同訳』の特長
●カトリック、プロテスタント教会による「共同訳」
●礼拝での朗読にふさわしい、格調高く美しい日本語訳
●聖書協会訳聖書として初めて聖書全体に引照と注を付す
●固有名詞、書名は『聖書 新共同訳』に準拠
●巻末付録として、カラー聖書地図12葉、143語の用語解説を付す
『聖書 聖書協会共同訳』底本
(1) 旧約聖書
「ビブリア・ヘブライカ・シュトットガルテンシア」(ドイツ聖書協会)および、「ビブリア・ヘブライカ・クインタ」のすでに発行されている分冊(同)
(2) 新約聖書 「ギリシア語新約聖書(修正第五版)」(ドイツ聖書協会)
(3) 旧約聖書続編 「ギリシア語旧約聖書」(ゲッティンゲン研究所)
※『エズラ記(ラテン語)』「ウルガタ版聖書」(ドイツ聖書協会)【商品解説】
目次
- 旧約聖書
- 旧約聖書続編
- 新約聖書
- 巻末付録:度量衡および通貨、新約聖書における旧約聖書からの引用個所一覧表、旧約聖書 章・節対照表、用語解説(143語)、聖書について、聖書地図(カラー12枚)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日本聖書協会の主張とは裏腹に
2019/01/17 22:04
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本聖書協会は新共同訳の改訂版ではなく、一から訳し直した事を売り文句にしているが、「義」や「高き所」といった文語訳・口語訳に戻した用語や黙示録にある、この時代には存在しない合金の「しんちゅう」を「青銅」に変えた箇所はあるけれど、やはり新共同訳を元にした改訂版という感じがする。それでも「動的等価訳」という名の意訳理論がそこかしこに残っている新共同訳に比べれば読みやすい文体だ。
序文で遂に昭和53年刊の「新約聖書・共同訳」が消滅してしまった。そのせいか講談社から出ていた「新約聖書・共同訳」では注釈がついているのに触れないで、大正改訳で簡単な注釈をつけた事を除くと初めて日本聖書協会が注釈付きの聖書を出した事も謳い文句にしている。新改訳程度の異読や原語からの直訳、異訳程度でも読解に参考になるが、それよりは少ない。新改訳は本文は2段組で一番下に引照と注釈がついているが、この「聖書協会共同訳」では口語訳・新共同訳の引照附の版と同じく2段組のそれぞれの下に引照と注釈がついている。ただ、新共同訳では語呂合せの個所は括弧つきで本文に触れていて、長母音になっているのを「聖書協会共同訳」では短母音にしているのが読みにくい。
原語からの直訳に触れているので、新共同訳では千人隊長と訳されていた単語を福音書と黙示録では「将校」、使徒では「大隊長」と不統一なのが分かる。百人隊長はそのままなのに、不可解だ。
エレミヤ書で預言者がユーフラテス川に腰帯を隠した箇所の注釈に「ヘ・ペレト」とついているのは関根正雄・清三父子の翻訳を意識しているのだろうか?
死海文書を使った翻訳に関して、NRSVみたいに死海文書の読みをサムエル記上の本文に採り入れた訳ほどではないにしろ、フランシスコ会訳の合本ほど本文に大胆に取り入れていないし、新共同訳では死海文書の読みを採り入れたのに以前の読みに戻した箇所があるのは保守的だ。
今秋に「聖書協会共同訳」のアプリを出すそうだが、新共同訳を搭載した聖書のソフトに「聖書協会共同訳」を追加して販売してほしい。