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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/10/10
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/266,5p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08750-2
- 国内送料無料
紙の本
実践感覚 新装版 2
著者 ピエール・ブルデュ (著),今村仁司 (訳),福井憲彦 (訳),塚原史 (訳),港道隆 (訳)
ブルデュ社会学の記念碑的業績と言える著書の翻訳。第2巻「実践の論理」では、認識論的な「錯認」や「否認」を回避し、それが由来するメカニズムを含めて社会的事象を描出しようとす...
実践感覚 新装版 2
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商品説明
ブルデュ社会学の記念碑的業績と言える著書の翻訳。第2巻「実践の論理」では、認識論的な「錯認」や「否認」を回避し、それが由来するメカニズムを含めて社会的事象を描出しようとする。【「TRC MARC」の商品解説】
社会学的思惟を革新したブルデュの主著《実践感覚》は、ここに完結した。
第一巻〈理論理性批判〉では、ブルデュ社会学の基本的諸概念(構造、ハビトゥス、実践、象徴資本)と、その諸概念を構成する彼の理論的構成法を記述する。それは、現象学から構造主義へ、実体主義的思考から構造・関係主義への認識論的旋回をめざし、伝統的社会学の思惟様式にレヴィ=ストロースの構造主義をも超える方向転換をもたらすものであった。
第二巻〈実践の論理〉は、前巻の理論篇に対するいわば応用篇である。ここでは、カビリアのアルカイックな社会の日常生活に見られる〈慣習的行動=実践〉が記述され、これらの諸実践が多様なハビトゥスを介して構造へと形成される。諸概念が具体的素材による例証を得、逆に日常生活の数々の実践が、概念によって照明されることで、新たな〈意味〉を帯びてくる。本巻は、認識論的な〈錯認〉〈否認〉を回避し、それが由来するメカニズムを含めて、社会的事象を描出しようとするブルデュの社会学的実証の到達点を示している。全2巻。【商品解説】
目次
- 第二部 実践の論理
- 序言
- 第1章 土地と結婚戦略
- 第2章 親族の社会的用法
- 問いの状態
- 関係の機能と集団基礎
- 月並みなものと並み‐外れたもの
- 結婚戦略と社会的再生産
- 第3章 アナロジーの悪魔
- 産出公式
著者紹介
ピエール・ブルデュ
- 略歴
- 1930-2002。フランスのダンガンに生まれる。1951-54年高等師範学校に学び、哲学の教授資格を取得。1958-60年アルジェ大学、1960-61年パリ大学、1961-64年リール大学で、助手・講師を勤め、1964年社会科学高等研究院教授、1981年コレージュ・ド・フランス教授に就任。ヨーロッパ社会学センターを主宰する。著書『アルジェリアの社会学』(1958)『アルジェリアの労働と労働者』(共著、1963)『遺産相続者たち』(共著、1964)『写真論――その社会的効用』(共著、1965)『再生産』(共著、1970)『実践の理論粗描』(1972)『実践感覚』(1980)『ハイデガーの政治的存在論』(ドイツ語版、1976)『ディスタンクシオン』(1979)『実践感覚』(1980)『講義についての講義』(1982)『話すということ』(1982)『ホモ・アカデミクス』(1984)『国家貴族』(1989)『芸術の規則』(1992)『実践理性』(1994)『パスカル的省察』(1997)『科学の科学』(2001)ほか。
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