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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/11/28
  • 出版社: KADOKAWA
  • サイズ:20cm/292p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-106922-6

紙の本

夜汐

著者 東山彰良 (著)

文久3年。苦界に沈んだ幼馴染みを救うため、やくざの賭場から大金をせしめた蓮八。新選組の一員として身を隠すことにした蓮八に、報復として殺し屋「夜汐」が差し向けられ…。『小説...

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夜汐

税込 1,760 16pt

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商品説明

文久3年。苦界に沈んだ幼馴染みを救うため、やくざの賭場から大金をせしめた蓮八。新選組の一員として身を隠すことにした蓮八に、報復として殺し屋「夜汐」が差し向けられ…。『小説野性時代』連載を加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

文久三年。やくざ者の蓮八は、苦界に沈んだ幼馴染み・八穂を救うため、やくざの賭場から大金をせしめた。
報復として蓮八に差し向けられたのは、凄腕の殺し屋・夜汐。
京で新選組の一員となり、身を隠すことにした蓮八だが、ある日八穂からの文を受け取る。
帰ってきてほしい……その想いを読み取った蓮八は、新選組から脱走することを決意。
土方や沖田からも追われながら、八穂の待つ小仏峠に向かうべく、必死で山中を進む。
だが、夢で蓮八に語りかけ、折りに触れ彼を導くのは、命を狙っているはずの夜汐だった――。

逃れられぬ運命の中でもがく人々、もつれ合う“志”。
すべてが胸に突き刺さる、直木賞作家の新境地!【商品解説】

著者紹介

東山彰良

略歴
〈東山彰良〉1968年台湾生まれ。「逃亡作法」で「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞し作家デビュー。「路傍」で大藪春彦賞、「流」で直木賞、「罪の終わり」で中央公論文芸賞を受賞。

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書店員レビュー

激動の幕末模様よりも大きい情念

ジュンク堂書店福岡店スタッフさん

幕末の志士を扱った小説は星の数ほどありますが、志士の道筋を他者の目線から詳細に描いたものは、なかなか少ないかもしれません。
『夜汐』という殺し屋がいます。彼の狙った獲物により、新選組の道程に波乱が含まれることになりますが、著者の東山彰良さんがインタビューで述べられていた通り、この小説は日本の時代小説としてのセオリーはクリアしながらも、きっちりと往年の西部劇のテイストを含んでいます。西部劇の最大の特色として、ガンマン、殺しのプロは素性を明かさず、それを暗黙の了解として観客が納得し、あかされないぶんガンマンを取り囲む登場人物の心情が浮き彫りになるという利点があります。この場合は新選組や、主人公の男女の心情をそうすることによって際立たせています。
泉鏡花の『海神別荘』という戯曲では、人身御供にされたらしき美女が「ここは極楽ですか」と海底の公人に問うたところ、こう突き放されます。「そんなところと一緒にされてたまるものか、女の行く極楽に男はおらんぞ、男の行く極楽に女はいない」
日本のあるアウトローの死期が近づいた時、奥様はそのアウトローに「峰不二子」柄のパジャマを着せてベッドに寝かせたとされています。女遊びが激しかったアウトローへの、奥様からのはなむけ、いえ、復讐だったのかもしれません。いくら大きな世の中の流れに組み込まれようとしたところで、男女を取り囲む情念は時を超えても変わりません。
『夜汐』でも大きな範疇を占めているのが、やくざ者の蓮八と、その幼馴染八穂の心の動きですが、彼らの恋愛模様やどう生きるかといったことは、殺し屋や新選組によってたしかに振り回されます。しかし、読んでいると、彼らが影響を受けた世間の動向など、とても小さなものに見えてくるから不思議です。それは、手を失っても八穂の顔をどうしても見ようと思った蓮八のたぎるような思いや、別の男にいったんは抱かれながらも、蓮八の死期は誰にも決めさせない、と宣言した八穂の叫び声が読者に響き、激動の時代の裏にあったさらに激しい情念を想起させるからではないのでしょうか。
人が思想を持って他人と移動、もしくは一人で移動しようとするとき、現代のようにSNS文化などが発達していなかった世の中では、天候や山の荒さや、そのとき口にしたものが大きな意味を持つようになります。新選組はもろくて崩れやすい側面を持つ組織でもありました。その綻びはたくさんの書物に触れられていますが、彼らの歩いた道筋を想像しながら夜汐とたどることにより、我々はまったく現代の自分たちも同じであることに気付かされます。恋愛も、革命も、すべておなじ。物事が変わったことに気付くのは、それがなにより終わってしまってから。だから常に前を見て、蓮八のように歩いて行かなくてはならないことの大切さを、この小説では教えてくれているように思います。

みんなのレビュー15件

みんなの評価3.3

評価内訳

2018/12/22 13:59

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2019/01/11 21:14

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2019/10/06 18:59

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2019/02/16 12:58

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2019/02/28 09:47

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2019/03/24 14:07

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2019/03/31 17:42

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2019/04/22 20:22

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2019/05/11 14:11

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2019/06/14 10:17

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2019/07/15 10:01

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2020/12/15 12:44

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2021/05/01 00:21

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2021/08/16 20:45

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2022/09/01 16:10

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