紙の本
お金の流れがわかる
2019/05/06 13:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とむとむパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
我々の生活にとって、お金は大事なもの。グローバル化の中で世界中を回っている。
世界的投資家である著者が日本をどう見ているかがよくわかった。北朝鮮が投資対象として魅力だとの指摘には驚かされた。
電子書籍
未来を考える
2019/08/08 12:36
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史は繰り返すから歴史を学び、世界がどのように変化していくか考える。
投資はなんだか難しそうであるが、置いていかれるのは避けたほうがよさそうである
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投資で成功した著者の今後の世界経済の展望を記した著書。
日本は(東京は)好きだが、人口減少と借金増大で未来は暗い。解決するには移民の受け入れなどで人口対策をしないと駄目。
アメリカも衰退していくだろう。
長期的には中国を始めとするアジアとロシア、特に朝鮮半島は激アツ。
と記した本。
朝鮮がアツいとするのは南北統一による人口問題解決と外資の投資によるもの。つまり統一が前提条件となっている。
恐らくこの本が書かれたのはトランプとジョンウンの会談が催されたばかりの頃では無かろうか。
著者はこの統一を望むあまり米国の介入に不快感を示し、半島の中国に寄った姿勢を求めている。
著者が今まで中国の成長やリーマンショックなどを見抜いて、周囲と真逆の姿勢で投資して成功したため、ある種逆張りを信奉しているようにも思う。
もちろん、実際以上にバリューの低い株式に投資するという正攻法も行っているし、逆張りにも彼なりの根拠があって行っているわけだが。
そして、2019、2020、2021年辺りを大きな金融危機が再び襲うのでは無いかと記している。理由は当時の株式相場が盛り上がりすぎていたからだが、理由は違ったものの、コロナ禍により2020年に株価が大きく毀損した事を考えると、著者の
「歴史は繰り返す」という信念は当たったのかもしれない。
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正直言って、読み終わった後、日本の将来に不安をお感じた。あくまでも著者の意見で、以前読んだ世界冒険の旅2巻でも同じような意見が書いてあったが、今回は非常にシリアスに感じた。どうしたらいいんだろうと思っている。
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歴史に学べ。もし10歳の日本人ならばAKー74を買うか、この国を去るだろう。移民を受け入れない国は衰退する。いつか安倍が日本をダメにしたと振り返る日が来る。日本に投資するなら観光、農業、教育。もし40歳の日本人ならば。とにかく今後は朝鮮統一国家が爆上げする。中国のこの2世紀は例外。ロシア国債は買い。
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シンガポール在住の大物投資家ジム・ロジャースへのインタビューをまとめた一冊。世界的投資家は投資先として今後5年10年の世界をどう読んでいるか。歴史を学ぶことの重要性を力説してます。述べられているのは、まあ、これから儲かる投資先として考えるならその辺かな、という見方。投資家なんだから、どこまで本音で答えているのかわからないけど。インタビューワーが日本人なので、当然、日本のことにも言及してます。やはり、人口減少は大問題。日本は好きだけど、これからの投資先にはなり得ない雰囲気です。
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2019年4月3日読了。著名投資家ジム・ロジャーズによる、投資の観点からの未来予測と「私だったらどうするか」の論説。「歴史上起こったことは必ず繰り返す」という観点はシンプルで力強く、非常に説得力がある。「数十年後に日本は消えてなくなる」という発言はショッキングだが、まあ、当事者の肌感覚としてもそれはそうなるのだろうな…と納得してしまう部分はある。陰謀論ではないが、ロシアや中国、北朝鮮に対する自分の見方は相当量アメリカが発信するバイアスの影響を受けているのかも、とも思う。未来を予測してそこで大きなリターンを生むよう投資していく。そのような行動が自分でも可能だろうか。
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日本の強みはクオリティだ。日本人は何をしても世界最高のクオリティを求める。その情熱は間違いなく世界一で、二番目の国が思いつかないほど群を抜いている。ドイツ人、それにオランダ人やオーストリア人といったドイツ系もクオリティに関しては非常に厳格だが、日本に匹敵するレベルではない。日本ほどクオリティに対して「抑えがたい欲望」を持っている国は他に思いつかないのだ。(p.72)
「中国人のエンジニアは優秀ではない」という不満を時々耳にするが、飛び抜けて優秀なエンジニアも多いのだ。でなければ、中国の百度、アリババ、テンセント、ファーウェイの四社(「BATH」)が急成長している状況に説明がつかない。(p.127)
まだ多くの人間に知られておらず、政府が市場の存在を知らしめようと優遇措置をとっている−−一見簡単に聞こえるが、このような絶好の機会は滅多にやってこない。もしやってきたら、急いで買わないと間に合わない。
だから、もし北朝鮮に証券取引所が開設されたら、すぐにでも北朝鮮の株を買うべきである。ただ問題なのは、北朝鮮に関しては、すでに多くの人が目をつけているという点だ。(p.199)
ある場所に商機が見えたら、それは正しい判断である。あとは買うだけだ。でも逆に言えば、確実に商機が見いだせるまでは、何もしてはいけない。たいていの人は、常に動き回っていなければいけないと思いこんでいる。(p.201)
私が日本人の若者なら、どの国に移住するか。韓国か中国、あるいはコロンビアかベトナムへ行くだろう。(p.210)
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歴史に学べば世界の動きが読める、お金の流れもわかる。
それは確かにそうなのかもしれない。すごい。
でもちょっと待てよ。株の短期売買等で資産を創ろうと思っているわけではない者にとって、世界のお金の流れを予測する必要って…ある??
株や投信にもお金をのせておくべきなのは分かる。円だけに頼るべきでないことも分かる。でも世界の名だたる投資家たちと肩を並べて利益をしのぎ合いたいわけではないんだ。
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インタビュー記事をおこして本にしたもので、中国の時代が到来し、日本は過剰債務のせいで沈むだろう、というこれまでのスタンスから大きな変更はない。
目新しいトピックとしては、韓国と北朝鮮は統一され、そこに大きな投資機会が生まれるだろうという。
・ドルの覇権が終わるとすれば、それに取って代わるのは人民元だろう。ユーロはまちがいなく崩壊するだろう。
・子供には学校で良い成績をとるように言っているが、それ自体が成功につながるわけではない。よい成績を残せば自分がやりたいことを選択することができる
・ETFはなにかあれば最初に売られるので、ETFに含まれている銘柄は価格が一番下がる。ETFに含まれていない銘柄を選ぶことも重要(とはいえ、ETFに入っていないものってかなりマイナーな銘柄に限られるような気もするが)
・「今度は違う」というのは、歴史の知識がない人が使う言葉である
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200829*読了
ジム・ロジャーズさんの本を読むのは初めて。
歴史から未来を予想し、見事に的中させているということで、話すこと全てがこれからの未来に実際に起こってしまうのでは…と思えます。
2020年に世界恐慌が起こる、というのも、まさかコロナウイルスまで予想していたわけではないけれど、実際に暴落が起きたし、これが恐慌でないようにも思えます。今年か来年あたりにいよいよ起こってしまいそう。
そのために自分はどうするか、というのを自分で考えなくてはいけない。
投資において、人の言葉を鵜呑みにして自分で何も調べずに売買するのは愚かな行為。わたしもつい、やってしまうことがあります。そして損失を出すことも多々。焦らず、待つことも大事とジム・ロジャーズさんはおっしゃっています。
誰もがやらないことをする、誰もが気づいていない、まさかと信用もしないところに投資することで大きく儲けることができる。当たり前のようでなかなかできないことです。
北朝鮮、ロシアについて言及されていましたが、確かに今、この2つの国に投資しようと思う一般の人は少ないと思う。
例えばアベノミクス政権下でしか投資をしていない人、2年で一気に儲けた人よりも、やっぱりジム・ロジャーズさんの方が長年の経験があるし、歴史を専攻し学ばれていたこともあるし、なんせ儲けている額も違うので、説得力がある。いろんな意見を知った上で最後に判断するのは自分ですが、誰が言ってるかというのは意識する必要があると思います。
この本はコロナ前に出版されているので、コロナ後に出されたジム・ロジャーズさんの本も読んでみるつもりです。
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ロジャーズ氏の主張する北朝鮮がいずれ投資で活況、千載一遇のチャンス!とはまだ到底思えない。かなりの波乱と年月の後ではないか?少なくとも、中国、ロシア、アメリカの思惑に挟まれた北朝鮮は、大事件が起きるまたは起こすまで、このままの窮乏国家状態が続くのではないか?少なくとも、中国の共産体制が崩れるまでは変わらない気がするのだが。。。。
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私は投資の哲学にさほど興味があるわけではないので、ふーんそんなものか、という感想だったが、興味のある人が読めばまた違った感想なのかもしれない。
面白いと思った点は、韓国と北朝鮮が統一することを期待し投資の対象として魅力的だと述べているところ。現政権での統一は現時点では微妙だが、確かに統一の動きを見せれば大化けする可能性はあるだろう。逆に日本への評価は低く、もし自分が10歳ならさっさと日本を出ていくだろうとしている。これは残念ながらその通りで、今の日本は投資先としてはほとんど魅力はないだろう。
その他、歴史は必ず繰り返すことを胆に命じろ、投資した後はあわてふためかずにビーチでのんびりしろなど、投資をする者の心構えがかかれており、成功者の1つの指針として投資家には大いに参考になるのではないか。
ただ、なんとなく「数々の予言を的中」などとまるで預言者のように著者を紹介している出版社の売り方にちょっと胡散臭さを感じてしまうのが残念。
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バフェット、ソロスと並ぶ三大投資家の一人ジムロジャースが語る未来予測。
グローバルな経済の流れが記されており非常におもしろい。
メモ
・歴史は韻を踏む。
・人と同じように考えている限り、大きな成功を収めることは恐らくない
・これからは北朝鮮韓国の統一国家が世界で最も刺激的な国になるだろう
・閉じた国は亡び、開いた国は栄える。それが歴史の必然。
・日本に投資するなら観光、農業、教育
・日本の強み クオリティへの探究心。類稀なる国民性。貯蓄率の高さ。
・価格競争は破滅へ通じる。
・北朝鮮が次の魅力的な市場。観光、物流、鉱業、電力、コンピュータなど。
・中国に投資するなら環境、インフラ、ヘルス産業
・ロシアは債務少なく魅力的。
・購読新聞はフィナンシャルタイムズ、ストレーツタイムズ、ビジネスタイムズ。
・成功する人は決して諦めない人。
・一つ成功する方法のようなものがあるとしたら、誰も目をつけていないものをすぐさま買えということ。
・投資家に必要なのはほとんどの場合何もしないということ。、
・儲けたときこそ一番失敗しやすい。儲けたときこそビーチに行って何もせずにいるのが一番。、
・このブランドは売れる、そういう予感こそが投資の始まり。
・前ほどはいい商品が生まれていないと感じたら売ればいい。
・通貨の混乱やインフレから身を守るにはリアルアセットを持つこと。インフレ時は政府を信用してはならない。金を買うなどで身を守る。、
・言語がわかれば入ってくる情報の量と内容が劇的に変わる。外国語のマスターは必須事項
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アジアの将来と日本の将来と歴史の重要性を説いた本。日本の将来は暗いが希望もあるので、どうしたら対応できるかを説く。
ただ若者には外に出よというが、残念だけど今の若者は内向きだなって思う。難しい。ETFが拾わない会社に原石あり。これは一理ありです。