「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本は大陸で何をしようとしたのか? 昭和の初め、中国東北部に13年半の間、幻のように存在した「満州」。その前史から崩壊後までを、カラー写真135点を含む430点の写真で解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
平塚柾緒
- 略歴
- 〈平塚柾緒〉1937年茨城県生まれ。太平洋戦争研究会、近現代フォトライブラリー主宰。著書に「玉砕の島ペリリュー」「見捨てられた戦場」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
壮大な実験国家 満洲国
2019/01/31 00:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すずめっ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真が多く、パラパラと見るだけでも壮観。
もしも大東亜戦争に日本が惨敗しなければ、この地域は20世紀後半にアジア随一の経済地域になっていたのかもしれない。
敗戦の混乱と国共対立の内戦で壮麗な建築群の多くは破壊され、残されたものも最後は中共に接収されてしまった。
忘れてはならないのは、
莫大な資金が日本の国庫から垂れ流された結果だったことだ。
満洲で当時最新の建築物が次々に建てられ、栄華を極める世界が繰り広げられていた、
その同じ時に、日本国内には極貧のどん底に放置されていた地域が多数在ったこと。
砂上楼閣、壮大な実験、幻の満洲・・・
次々と脳裏に浮かぶ言葉は、
万華鏡のプリズムのかけらのように儚い。