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紙の本
暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論 (講談社選書メチエ)
著者 小島寛之 (著)
ビットコイン、イーサリアム、リップル…。暗号通貨(仮想通貨)はいかにしてお金になるのか。「お金とは何か」から暗号通貨を捉え直し、ブロックチェーンの可能性をゲーム理論で追究...
暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論 (講談社選書メチエ)
暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論
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商品説明
ビットコイン、イーサリアム、リップル…。暗号通貨(仮想通貨)はいかにしてお金になるのか。「お金とは何か」から暗号通貨を捉え直し、ブロックチェーンの可能性をゲーム理論で追究する。【「TRC MARC」の商品解説】
「お金とは何か」から暗号通貨を捉え直し、ブロックチェーンの可能性をゲーム理論で追究する。ビットコイン、イーサリアム、リップル……暗号通貨(仮想通貨)はいかにして「お金」になるのか。技術・経済・社会の大転換期、この革命的な技術が世界をどう変えるのか、総合的に把握するための一冊。暗号学×経済学=暗号経済学の誕生。ナンダ、そういうことだったのか!◎RSA暗号・楕円曲線暗号解説も収録。
「お金とは何か」から暗号通貨を捉え直し、ブロックチェーンの可能性をゲーム理論で追究する。
ビットコイン、イーサリアム、リップル……暗号通貨(仮想通貨)はいかにして「お金」になるのか。
技術・経済・社会の大転換期、この革命的な技術が世界をどう変えるのか、総合的に把握するための一冊。
暗号学×経済学=暗号経済学の誕生。
ナンダ、そういうことだったのか!
◎RSA暗号・楕円曲線暗号解説も収録。
*
第1部では、ビットコインを始めとする暗号通貨の基礎となるブロックチェーンの仕組みの要点を、数式など使わずにわかりやすく解説します。
ブロックチェーンという革新的な暗号技術は、世界をどう変えていくのか? オープンソースとプロプライエタリ、中央集権と分散化といったブロックチェーンが提起する哲学的な意味、そして通貨以外でのインパクトについても言及します。
第2部では、「お金とはなにか」を考えます。
価格の乱高下やセキュリティ問題など、いまだ暗号通貨を疑問視する声も強いのが現状ですが、これまで経済学が培ってきた貨幣理論を参照しながら、暗号通貨はいかにして「お金」たり得るのかを見ていきます。価格が安定する時とはすなわち、暗号通貨が「お金」になる時といえるでしょう。お金とはなにかという見識は、投資にも役立つかもしれません。
第3部は、ゲーム理論でブロックチェーンを検討します。
人間の行動は不合理すぎ、理論通りにいかないことが指摘されるゲーム理論ですが、アルゴリズムであるブロックチェーンの世界では、理論のままに均衡が実現されることになります。「囚人のジレンマ」などのゲーム理論をざっくりとおさらいしつつ、新しい世界を垣間見る章です。
補章として、公開鍵暗号とハッシュ関数の原理について、本文では簡略化した詳細部分を解説します。「そういうことだったのか!」と膝を打つこと間違いなし。数理暗号として、有名なRSA暗号と楕円曲線暗号の両方に言及しています。
【商品解説】
目次
- 序章 暗号通貨が世界を変える
- 1 ビットコインとブロックチェーンの仕組み
- 第1章 暗号はいかにしてお金になるか
- 第2章 ブロックチェーンがもたらす新しい世界
- 第3章 オープンソースvs.プロプライエタリ
- 2 お金をめぐる経済学
- 第4章 お金が社会で果たす役割
- 第5章 お金のコントロールはなぜ必要か
- 第6章 お金とは何か、何であるべきか
- 3 ブロックチェーンのゲーム理論
著者紹介
小島寛之
- 略歴
- 〈小島寛之〉1958年東京都生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。帝京大学経済学部経済学科教授。数学エッセイストとしても活躍。著書に「経済学の思考法」など。
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