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紙の本
娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国 (角川新書)
著者 八木澤高明 (著)
イラク戦争下で生きるガジャル、韓国米軍基地村の洋公主、ネパールの売春カースト村の少女…。彼女たちの眼からこの世はどのように見えているのか。15年以上、世界各地の夜の街と女...
娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国 (角川新書)
娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国
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商品説明
イラク戦争下で生きるガジャル、韓国米軍基地村の洋公主、ネパールの売春カースト村の少女…。彼女たちの眼からこの世はどのように見えているのか。15年以上、世界各地の夜の街と女たちを取材してきた著者による現場ルポ。〔「娼婦たちから見た戦場」(2016年刊)の改題,加筆修正し再構成〕【「TRC MARC」の商品解説】
世界は戦争とテロと、ポルノだ。
国家、軍隊、階級、習俗、貧困。
人を縛るものが溢れる世で生き続ける娼婦たち。
イラク戦争下で生きるガジャル、韓国米軍基地村で暮らす洋公主、ネパールの売春カースト村の少女に、中国の戸籍なき女・黒孩子など。
極限状況で暮らす彼女たちの眼から、この世界はどのように見えているのか?
底から見た世界の実態とは?
15年以上に及び、日本をはじめ、世界各地の夜の街と女たちを取材してきた著者による、現場ルポの決定版!!
世界の姿は、最古の職業・娼婦たちが知っている。
●イラク戦争下で生きる娼婦
●ガジャル、イラク宮殿にいたロマ
●デウキ、寺に捧げられ娼婦となったネパールの少女たち
●売春カースト・バディ村の少女
●ヒジュラ、第3の性の娼婦
●中国の戸籍なき女、黒孩子
●韓国米軍基地の娼婦、洋公主
※本書は2016年7月に小社より刊行した『娼婦たちから見た戦場』を改題の上、加筆修正し、再構成をしたものです。【商品解説】
イラク戦争下で生きるガジャル。韓国米軍基地村の洋公主。ネパールの売春カースト・バディ村の少女。中国の戸籍なき女、黒孩子等。国家、軍隊、階級、習俗、貧困。人を縛る物が溢れる世で生き抜く娼婦から見た世界。【本の内容】
目次
- まえがき――戦争、圧政、貧困。そこにも娼婦たちはいた
- →米軍によって変貌した売春の形。基地、戦争、圧政、貧困。極限状況にある社会において、共通していたもの。それは、世界最古の職業とされる娼婦たちの存在だった。彼女たちから、世界を見る。
- 第一景 戦争とテロとポルノ――イラク
- →イラク戦争でバグダッドが陥落し、そしてテロが渦巻いたイラク。米軍相手の娼婦から、フセイン政権下では宮廷にいたロマ・ガジャルに、身体を売る将来が待つ貧困地区の少女たちまで。
- 第二景 神と売春カースト――ネパール
- →マオイストを取材し続けた著者だから見えた、農村の光景。クマリという処女神信仰がある一方、寺に捧げられ、共同体の娼婦となる少女もいるネパール。そして、売春カースト・バディも存在する国。第三の性のヒジュラも含め、内戦と習俗の風圧のもとでも生き抜く娼婦たちを追った。
- 第三景 纏足と共産党王朝――中国
著者紹介
八木澤高明
- 略歴
- 〈八木澤高明〉1972年神奈川県生まれ。写真週刊誌『フライデー』カメラマンを経て、フリーランス。「マオキッズ」で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。他の著書に「ストリップの帝王」など。
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あの頃の日本と今の世界と
2021/10/22 15:32
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投稿者:Mononcle - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルポというよりも、歴史や社会史ジャンルの新書として楽しむこともできると思う。戦争と売春の関係だけでなく、職業として社会的地位として娼婦が成立する社会的背景や歴史的経緯の実例にもいくつか触れていて面白い。正直、家にこもったままでは何の問題も解決できないだろうし、何か問題があるのかすらわからないことが多いが、とりあえず世界を飛び回っている人の話を聞いて考えてみるのも一つ。