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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/11/29
- 出版社: 旅するミシン店
- サイズ:19cm/317p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-908194-08-5
紙の本
サルと屋久島 ヤクザル調査隊とフィールドワーク
仲間と切磋琢磨し、笑い、悩み、議論しながら、「屋久島の山の上」に住むサルのことを、ひとつひとつ明らかにしてきた−。1989年に始まったヤクザル調査隊の歩みと、生活のエピソ...
サルと屋久島 ヤクザル調査隊とフィールドワーク
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商品説明
仲間と切磋琢磨し、笑い、悩み、議論しながら、「屋久島の山の上」に住むサルのことを、ひとつひとつ明らかにしてきた−。1989年に始まったヤクザル調査隊の歩みと、生活のエピソードを綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
世界的にも貴重な野生霊長類の長期継続研究を屋久島で続けるヤクザル調査隊。単純な調査結果をひとつ得るためにも必要になる膨大なフィールドワークと議論・思考、そしてそれを実行する生身の人間たち。行動する科学としての動物生態学のリアルに触れる一冊。
「ヤクザル調査隊は1989 年より、屋久島に住むニホンザルであるヤクシマザルの生態を調査し続けてきました。この調査隊には山極寿一をはじめ研究者が多く関わりましたが、学生たちが自主的に運営や研究を担いながら続けてきた調査チームでもあります。現時点で参加者はのべ1364 人にのぼりました。また、その成果はヤクシマザルの個体数推定や保全へのコミット、ほとんど調査されていなかった屋久島山頂部までの連続的な分布実態の解明、そして屋久島上部域のニホンザルの個体群動態の追跡調査と多岐にわたっています。
本書の特徴は、学術的な成果を紹介するのみならず、調査員の目から見た現実、現場視線の「ヤクザル調査隊の様子」が描写されていることです。サイエンス・ノンフィクションでありながら、一種のアウトドアエッセイ、冒険物語としても読むことができるでしょう。等身大の若者たちがたゆまず積み重ねてきた努力が、一つの科学的成果へと昇華する瞬間―それも本書のテーマであり、それこそがフィールドワークと研究の真の姿です。」
(松原始「刊行に寄せて」より)【商品解説】
著者紹介
半谷 吾郎
- 略歴
- 〈半谷吾郎〉1975年愛知県生まれ。京都大学霊長類研究所准教授。理学博士(京都大学)。
〈松原始〉1969年奈良県生まれ。東京大学総合研究博物館特任准教授。理学博士(京都大学)。
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