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イースタニゼーション 台頭するアジア、衰退するアメリカ
膨張を続ける中国、内向きになるアメリカ。巨大な富と権力が西から東へ移り、国際秩序は不安定の度を増す…。錯綜する世界の動向からイースタニゼーション(東洋化)の奔流を捉え、2...
イースタニゼーション 台頭するアジア、衰退するアメリカ
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商品説明
膨張を続ける中国、内向きになるアメリカ。巨大な富と権力が西から東へ移り、国際秩序は不安定の度を増す…。錯綜する世界の動向からイースタニゼーション(東洋化)の奔流を捉え、21世紀の国際政治の輪郭を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
米中貿易戦争は必然だった。
世界は今日、経済、政治、軍事の重心が欧米(西)からアジア(東)へとシフトする
イースタニゼーションのなかにある。
長期的な視点からグローバルな動きを捉えたFT外交コラムニストの力作。
鄧小平の改革開放政策からわずか40年。巨大な発展途上国だった中国は、いまや唯一の超大国アメリカに対抗しうる巨大な国となった。中国に続き、インドも強国として名乗りをあげる。世界の重心は、台頭するアジア諸国へと動くイースタニゼーションのなかにある。著者は圧倒的な取材力で、西欧が中心であることを前提に形作られてきた世界秩序が軋轢を生じている局面を描き出した。
西欧に都合よくつくられた世界の仕組み、組織、システムが、アジア新興国の反発によって変更を迫られている。アメリカをはじめとする先進国、とりわけ旧来秩序のなかで先進国に上り詰めた日本が、イースタニゼーションを踏まえてはたすべき役割を考えさせる力作。【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 アジアで進行するイースタニゼーション
- 第1章 ウェスタニゼーションからイースタニゼーションへ
- 第2章 戦争のリスク
- 第3章 中国はもはや隠さず、待たず
- 第4章 アメリカのピボット
- 第5章 日本と韓国のジレンマ
著者紹介
ギデオン・ラックマン
- 略歴
- 〈ギデオン・ラックマン〉英国生まれ。フィナンシャル・タイムズ紙チーフ・フォーリン・アフェアーズ・コメンテーター。政治分野のジャーナリストとして英オーウェル賞受賞。
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いかにもジャーナリストの著作と感じさせる作品です。
2019/06/01 07:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著作者の価値観を通した作品である旨ことわっているが、安倍首相を歴史修正主義者と断定しているような書きぶりはフイナンシャルタイムズの論調を感じさせます。同様に南京事件の認識や従軍慰安婦についての書きぶりも相当偏った印象を与えます。全般的にトランプに否定的でオバマに同情的な表現もアメリカやイギリスのジャーナリズムの論調を感じさせます。そうした価値観の下でグローバルな経済・政治状況を概説することで「イースタニゼーション」を不可避なものと位置づけ、その前提下での「世界の協調」をあるべき姿として結論付けた内容です。望ましい将来像ではあるかもしれませんが、当面の実現性はないように感じます。入江昭も同様のスタンスに立った著作を出したので驚きましたが、現在の潮流なのでしょうか。